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百人一首 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 角川ソフィア文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川学芸出版/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2010/11/24 |
JAN | 9784044072186 |
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百人一首
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百人一首
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商品レビュー
3.9
19件のお客様レビュー
百人一首を学び、味わうのに、入門として誰にでも薦められる好著。 個人的には、右近の「忘らるる身をば思わず誓いてし人の命の惜しくもあるかな」の深い読みに震撼させられました。
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百人一首について勉強しようかと思い、買ってみた一冊。一首につき、2〜3ページの解説がされている。解説がコンパクトなので、気に入った一首、気になった一首とかをサクッと知りたい時に便利である。 和歌というのは、「出会いや別れ、ある風景を前にしたとき、恋に落ちた瞬間など日常生活の一齣...
百人一首について勉強しようかと思い、買ってみた一冊。一首につき、2〜3ページの解説がされている。解説がコンパクトなので、気に入った一首、気になった一首とかをサクッと知りたい時に便利である。 和歌というのは、「出会いや別れ、ある風景を前にしたとき、恋に落ちた瞬間など日常生活の一齣」に「心のときめき、緊張を感じ」た「ハレ」の瞬間を捉えた写真集のようなものだ。そんな考え方から、和歌が捉えた「ハレ」の「瞬間」を解説する姿勢が一貫してるので、和歌の一つの楽しみ方が、読み終わったときに身についているような気がする。 特に、目に見えない気持ちや感覚を、目に見えるもので「描こう」とするところに、和歌の表現があるという説明で、かなり和歌の楽しみ方が変わった実感がある。 「難波潟短き蘆の節の間も逢はでこの世を過ぐしてよとや」では、恋人会うことのできない時間が、たとえ短い時間であっても待っていられない気持ちを伝えるのに、「蘆の節の間」に託していると読む。「蘆の節の間」は、視覚的に見える空間的な短さだけれども、それ一気に恋人と離れている時間の短さに転じている。 こうした目に見えないものを、目に見えるもの託す、比喩と見立てが和歌の一つの表現なのだ。 こんな解説を百首分も読んでいると、次第に和歌の描く風景を、それを詠んだ人の情景として見ようとする。そうすると、何も知らずに読んだときとは、違った歌に見えてくる。それが楽しかった。 他にも、歴史的背景や歌人同士の人間模様など、別の楽しみ方も触れられている。ただ、似たような名前と人物関係がこんがらがって、まだまだそうした楽しみ方には程遠い。割と、自分自身が、歌の言葉そのものには興味はあっても、その人物模様にあまり興味がないのかもしれないなとも思った。 いずれにせよ、和歌の楽しみ方を、ちょっとお堅めの文章で初めて学ぶ一冊として、いい本だと思う。
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子供が中学生のときにすべて暗記していたが、この本はその歌の内容の解説があるので、意味がわかっていいと思う。ドラマ鎌倉殿で、源実朝様に興味を持ち、百人一首にもその歌があるとのことで、家の本棚にあったこの本を読んでみました。
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