商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2010/11/24 |
JAN | 9784043647149 |
- 書籍
- 文庫
テンペスト(第4巻)
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テンペスト(第4巻)
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商品レビュー
3.6
96件のお客様レビュー
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テンペスト、ようやく読み終わった! 最初は孫ペーチンやシュリテンガナシなど、どこで区切ればいいかわからない単語が多く慣れなかったがけど、読み進めるにつれて慣れた。 真鶴の一生はなかなかハードなものだったが、聞得大君の人生のほうが壮絶に描かれていると感じた。当時の女性の扱いや女性の能力の考え方などが差別的に描かれており、見ていて気持ちの良いものではなかったが、どこかコミカルな描写もあり、なんとか楽しく読み切ることができた。 廃藩置県という言葉は授業で習ったが、さくっと改革を進めた程度の認識しかなかったため、沖縄県になるまでの当時の琉球国民がこんなに誇りを持って琉球王国を愛し、日本に併合されたくないと考えていたんだということを初めて知った。
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龍の子よ、王国を抱いて翔べ! 側室として首里城に返り咲いた真鶴に懐妊の兆し!? 一人二役の二重生活も、いよいよ限界か。否応なく押し寄せる列強の足音と、近代化の波。王国滅亡へのカウントダウンか……。琉球ロマン、いよいよクライマックス 真鶴が兄の代わりに温寧と性別を偽り、王宮で政治を司るようになったところから始まった物語。時には、朝薫と協力したり、嫉妬ゆえの裏切りに会ったりしたものの琉球王国を守るために奔走して行った。その過程で、王の側室になってしまい、子を宿し、母になったことで温寧の信念も変化していく。そこがこの本の面白いところであり、読み応えがあった部分でもあった。
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信念を貫くことはエネルギーを生み出す。不自由な世間の中で輝いた強い女性たちの物語。いろんな強さがあった。決して諦めずに前を向いて生きようとする人の強さに心を打たれる。
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