商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2010/11/13 |
JAN | 9784163733500 |
- 書籍
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選択の科学
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選択の科学
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商品レビュー
4.2
314件のお客様レビュー
膨大な研究データをもとに、人生の中の何気ない選択が、実は誘導されているものだったり、固定観念から選んでいるものだったりするかもしれないことを示している本書は人生の中の選択をする上で新しい視点を得られた良書だと感じた。自由に選択できる事が必ずしも幸福とは結びつかないことは、今の資本...
膨大な研究データをもとに、人生の中の何気ない選択が、実は誘導されているものだったり、固定観念から選んでいるものだったりするかもしれないことを示している本書は人生の中の選択をする上で新しい視点を得られた良書だと感じた。自由に選択できる事が必ずしも幸福とは結びつかないことは、今の資本主義社会を生きる上で、飲み込まれないためのブレーキの1つになるかもしれない。
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理系なので「科学」と言われるとどうしても自然科学を想像してしまいますが、この本で言っている「科学」が社会科学の話。必ずしも相関があるからと言って因果がある訳ではないのでいろいろと注意すべき点はあるように感じましたが、何にせよ、定量的に評価出来ない意思決定プロセスに対する様々な示唆...
理系なので「科学」と言われるとどうしても自然科学を想像してしまいますが、この本で言っている「科学」が社会科学の話。必ずしも相関があるからと言って因果がある訳ではないのでいろいろと注意すべき点はあるように感じましたが、何にせよ、定量的に評価出来ない意思決定プロセスに対する様々な示唆は得られる本だと思いました☆ ChatGPTに代表される生成AIの登場によって、膨大な選択肢の中から筋に良さそうなものを絞り込むところまでは出来るようになってきたと思います。ただ、あくまで生成AIの出す回答は確率論的なアプローチによる回答であり、最終的な意思決定は人間が下すべきだと思いますし、ゼロから新しく何かを生み出すことは出来ないと思います(AGIは除く)。 一方で、本著で紹介されていたような、どの道を選んでも自分の幸せを必ず損なうような選択については生成AIに託しても良いんじゃないかなと言った気づきや、確率論的なアプローチを採用する場合における制約条件の重要性に関する気づきも得る事が出来ました。 ちなみに、本著は、言うなれば、『選択は、見る人によって様々に様相が変わるので、唯一無二の絶対解など存在しない』ということをくどくどと書いているだけの本でもあるので、何かしらの解決策を求めて本著に手を出すのはちょっと違うかもです^^;。一方で、そういった具体的な解決策が記載されているような本は、ある特定の制約条件下における解決策が書いてあるだけなので、個人的には本著のようなタイプの本が好きかな☆
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膨大なデータと数字に基く考察が大量に記されている。これほどインプレッシブな本は読んだことがない。 結論にだけは賛成できないが、そんなの問題にならないほど良書。
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