商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2010/11/09 |
JAN | 9784167705893 |
- 書籍
- 文庫
ウォッチメイカー(下)
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商品レビュー
4.4
78件のお客様レビュー
桟橋の端に残された月が描かれた置時計と血溜まり。 同日、路地で倒れた男の喉は40キロ近い金属のバーで潰されそばには同じ時計が置かれていた……。 時計に異常な執着を見せる男の目的とは。シリーズ7作目 海外ミステリといえばディーヴァー。間違いなく読みやすい上に面白いから、読む時の安...
桟橋の端に残された月が描かれた置時計と血溜まり。 同日、路地で倒れた男の喉は40キロ近い金属のバーで潰されそばには同じ時計が置かれていた……。 時計に異常な執着を見せる男の目的とは。シリーズ7作目 海外ミステリといえばディーヴァー。間違いなく読みやすい上に面白いから、読む時の安心感が半端ない。 今作は過去作との繋がりもあり、最高。 まさかここであの事件のあの人たちが出るとは思わなかった!サイコウかよー!!! 今作登場した人間嘘発見器のキャサリン・ダンスは私的イチオシのキャラ→どうやらスピンオフ作品がシリーズ化されているらしい。楽しみが増えた〜!! リンカーン・ライムは今作もツン強めのツンデレやし、アメリア・サックスは今作も悩み迷って道を見つけている。カッコいい! あと、ルーキーことロナルド・プラスキーの成長が良い。とても良い! 楽しかったー!!
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ここまで綿密に犯罪計画を練った狡猾な犯人も、ここまで証拠を科学的に徹底的に分析して犯人の計画を阻んだ探偵もいなかっただろう。こういう犯人は大好きだ。 続編が出ているのは知っていたので「ウォッチメイカーは捕まらんのやろうな」とは思っていたが、それを差し引いても大黒字になるほど面白...
ここまで綿密に犯罪計画を練った狡猾な犯人も、ここまで証拠を科学的に徹底的に分析して犯人の計画を阻んだ探偵もいなかっただろう。こういう犯人は大好きだ。 続編が出ているのは知っていたので「ウォッチメイカーは捕まらんのやろうな」とは思っていたが、それを差し引いても大黒字になるほど面白かった。上下巻に別れているからこそ、あの時の驚きはより大きかった。
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鬼★5 シリーズ最強の犯人を捕まえられるか!ミステリーランキングを席巻した名作 #ウォッチメイカー これまでのレビューは上巻にて https://booklog.jp/users/autumn522aki/archives/1/4167705885 ●次々と場面が展開されるミ...
鬼★5 シリーズ最強の犯人を捕まえられるか!ミステリーランキングを席巻した名作 #ウォッチメイカー これまでのレビューは上巻にて https://booklog.jp/users/autumn522aki/archives/1/4167705885 ●次々と場面が展開されるミステリー活劇 追手と逃げ手の目線で、次々とドエンタメな場面が描写される。それこそハリウッド映画のアクションシーンを見ているようなんです。刑事がこういうアプローチをしたら犯人はさらに先手をいっている。やっと事件に目途がついたと思ったら、新たな情報が提示されて突き放してくるんです。 ミステリーだったらありがちじゃないの? と思うかもしれませんが、こんな展開1つや2つじゃないし、えらいスピード感で大波小波が押し寄せてくるんです。 一番ひっくり返ったのは、二つの事件が一つに合わさるシーンですね。これ以上詳しくは言えないのですが、これまでの語られてきたストーリーの腹落ち感がエグかった。とはいえ、ページ数もまだまだ余ってるので、これで終わらないというのが恐ろしい。 ●ウォッチメイカーをはじめとする悪者たち ○ウォッチメイカー たしかに最強の悪者だったわ… 几帳面な性格で狡猾無比、緻密で重厚な計画を立てる悪魔。マジでこんな奴は早く逮捕して欲しいわー。なにより動機がシンプルかつ恐ろしい、震えあがりました。 ○ヴィンセント・レノルズ(ウォッチメイカーの相棒) キモすぎるんですが、ただ… 背景を想像すると、可哀想とも思う。子ども頃の愛情や、成長期の人との繋がりって本当に大事ですね。 他にも悪者がいるんですが、もう腸が煮えくり返る。もうあんたサイテーだなと叫びたい。しかしこんな強敵に立ち向かっていくからこそ、ライムやサックスが鬼カッコイイんだよなぁ。これからのシリーズでも負けないでって応援したくなりますね。 さて、まだまだ語り足らないのですが、このくらいにしておきます。まぁもう名作なのは間違いないので、ぜひ死ぬまでには読んで欲しい一冊でした。 ■ぜっさん推しポイント 大変な事件でしたが、ライム、サックス、プラスキー、ダンス、ルーシーなどなど、多くのキャラクターが成長していくんです。生きてると辛いこともたくさんあるけど、課題を乗り越え、次のステップを踏み出していく姿に胸を打たれましたね。
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