商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2010/11/09 |
| JAN | 9784167669096 |
- 書籍
- 文庫
季節風 冬
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
季節風 冬
¥693
在庫なし
商品レビュー
3.8
61件のお客様レビュー
■サマリー ・冬をテーマにした12個の短編小説 ・切なかったり、ホッコリしたりを感じられる ・フィクションなのにリアルな人間像がある ■所感 作者・重松さんの好きな季節は、「冬」だという。 天気も「曇り」が好きらしい。 これが、「晴天」、「真夏」が大好きな作家であれば、 ここま...
■サマリー ・冬をテーマにした12個の短編小説 ・切なかったり、ホッコリしたりを感じられる ・フィクションなのにリアルな人間像がある ■所感 作者・重松さんの好きな季節は、「冬」だという。 天気も「曇り」が好きらしい。 これが、「晴天」、「真夏」が大好きな作家であれば、 ここまで切なかったり、ホッコリした内容の小説を 書けないのではないかと思われる。 どこか暗くて、ひねくれていて、一筋縄では いかないような人だからこそ(勝手な予想であるが)、人の気持ちを理解した小説が書けるのだろうと思う。 冬がテーマであるため、やはりどこか切ない 気持ちになる内容が多かったように感じられる。 これで、春、夏、秋、冬の四冊の小説を読破した ことになる。 どの季節の小説にも、味わい深いものがあり、心に 染みる短編がいくつもあった。 重松清さんは、この春夏秋冬の小説が等身大の 自分であるという。 作家の縮図である季節シリーズは、永久保存版である。 ■心に残る箇所 【ごまめ】から引用 昔ーまだ香奈が小学生で、敏記は両親を「パパ、ママ」と呼んでいた頃、正月を家族で過ごすのはあたりまえのことだった。 あたりまえすぎて、それがいつかは終わってしまうのだとは考えもしなかった。 初もうでから帰ったあと、サッカーの天皇杯決勝戦をテレビで観ながら、ばたばたと走り回る敏記を「うるさいよ、テレビの音が聞こえないだろ」と叱ったり、「バドミントンしようよ」と香奈に誘われても「また今度な」と面倒くさそうに断ったり、元旦はまだしも、二日や三日になると「朝から晩まで子どもたちと一緒ってのも疲れるよなあ」と奥さんにぼやいたり…・・…・・。 ぜいたくなこと言うなよ。あの頃の自分に会えたら、たしなめてやりたい。 香奈と敏記も、いつか気づいてくれるだろうか。親にとって子どもと過ごす時間が貴重なように、子どもにとっても、親と一緒におしゃべりしたり出かけたりする時間は、やり直しがきかないからこそ貴重で、かけがえがなくて…・・・・・。 ◾️学び 親も人間である。 1人でゆっくりしたい、1人趣味を楽しみたいと 思う時はある。 でも、子どもの「おとうさん、見て見て」、 「おとうさん、遊ぼうよ」などのように、 父親の自分に喋りかけてくれるのは今だけである。 だから、呼ばれた時は「何、何?」、「よし、遊ぼう、何する?」と極力応じるようにしている(トイレ中などは別だが…)。 それでも週末に子どもたちが寝た後、もっと遊んだら良かったかなとか、叱りすぎたかなと独り後悔したり落ち込むことがある。 12篇の中で【ごまめ】は、私が感じる部分に刺さった短編である。 やり直しがきかないから、そのときのベストを尽くす。 それでも、あとあと振り返ってみたら、やっぱりあの時、〇〇しとけば良かったかなとか思うかもしれないが、それはそれとして、である。 未来の自分が振り返ってみたとき、あの時はやれるだけのことはした、と思えるようにしなければと改めて感じた。
Posted by 
「じゅんちゃんの北斗七星」に興味を引かれ、この本を手にしたのだった…かな? もちろんこの作品も良かったが、感想を書くとなると真っ先に浮かんだのは「火の用心」の小野さんだった。 あのデリカシーのなさ。 偉そうな物言い。 自分のものさしでしか測れない視野。 あぁ本当に私の知ってるあ...
「じゅんちゃんの北斗七星」に興味を引かれ、この本を手にしたのだった…かな? もちろんこの作品も良かったが、感想を書くとなると真っ先に浮かんだのは「火の用心」の小野さんだった。 あのデリカシーのなさ。 偉そうな物言い。 自分のものさしでしか測れない視野。 あぁ本当に私の知ってるある人によく似ている。最悪だ。 そして私もこのところ、そのある人に似てきている。最悪だ。 似たくないところが似てしまうのは何なんだ。勘弁してくれDNA。 そんな訳で身悶えしながら小野さんの痛々しさを胸に刻んだ一冊となりました。ツラい。
Posted by 
重松さんの季節風シリーズの冬。 親子、友人などのヒューマンストーリーが12編の短編集。 年頃の娘との関係に心悩ます父親の心情を描いた「ごまめ」 小学生の友情を描いた「その年の初雪」 今でいう発達障がいの友人との交流を描いた「じゅんちゃんの北斗七星」が心に刺さった。 ...
重松さんの季節風シリーズの冬。 親子、友人などのヒューマンストーリーが12編の短編集。 年頃の娘との関係に心悩ます父親の心情を描いた「ごまめ」 小学生の友情を描いた「その年の初雪」 今でいう発達障がいの友人との交流を描いた「じゅんちゃんの北斗七星」が心に刺さった。 ちょっぴり切なくて、それでも温かく心をほぐしてくれる作品でした。
Posted by 
