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甘粕正彦 乱心の曠野 新潮文庫
859円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2010/10/28 |
| JAN | 9784101316406 |
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甘粕正彦 乱心の曠野
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甘粕正彦 乱心の曠野
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商品レビュー
3.8
13件のお客様レビュー
戦中の満州国において、夜の帝王として名をはせた甘粕正彦氏を追ったノンフィクション(!?)作。大杉事件で背負ったものを死の瞬間まで背負い続けたであろう甘粕氏の、奇妙な人生を多くの資料・証言をもとにくみ上げた労作。前半は窮屈な印象だったが、満州入りしてからの後半は意を決してのことか伸...
戦中の満州国において、夜の帝王として名をはせた甘粕正彦氏を追ったノンフィクション(!?)作。大杉事件で背負ったものを死の瞬間まで背負い続けたであろう甘粕氏の、奇妙な人生を多くの資料・証言をもとにくみ上げた労作。前半は窮屈な印象だったが、満州入りしてからの後半は意を決してのことか伸びやかな印象が残る。 それにしても、甘粕正彦という人物は、輪郭が捕らえにくく、分からない人には妖怪のように見えるのであろう。実際には当時の一般人よりさらに天皇崇拝の程度の高い人だったのだろう。それゆえに、数奇な一生を歩んだということだろうか。
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私にとって、満州について知りたいという意識もなかったのだが、成毛氏の著作からの推薦で本書にたどり着いた。 この間亡くなった母も満州生まれだったが、もう詳しい話を聞くことができない。 甘粕氏に対する事前の知識もなかったので、何を期待して読み進めた訳ではないが、これを読む限りは、...
私にとって、満州について知りたいという意識もなかったのだが、成毛氏の著作からの推薦で本書にたどり着いた。 この間亡くなった母も満州生まれだったが、もう詳しい話を聞くことができない。 甘粕氏に対する事前の知識もなかったので、何を期待して読み進めた訳ではないが、これを読む限りは、甘粕氏に好意的になるだろう。 ある意味ロマン。満州をもっと知りたくなってしまう。 [more] (目次) 序章 “主義者殺し” 第1章 幕末のDNA 第2章 憲兵大尉の鳴咽 第3章 鑑定書は語る 第4章 獄中の臣民 第5章 浴衣の会見記 第6章 暗鬱のルーアン 第7章 謀略人脈 第8章 満州ひとりぼっち 第9章 人は来りて見よ 第10章 満映という王国 終章 八十五年目の真実
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何回かに分けて読んだのは失敗だった。この本は一気読みするべき本だった。 正直なところを言うと、甘粕正彦だけでなくその周囲も大杉栄一家を殺したことをいつまでもくよくよと悩み続けていることが意外だった。でもそれは、第二次世界大戦やスターリンや毛沢東を知っているからそう思うことであって...
何回かに分けて読んだのは失敗だった。この本は一気読みするべき本だった。 正直なところを言うと、甘粕正彦だけでなくその周囲も大杉栄一家を殺したことをいつまでもくよくよと悩み続けていることが意外だった。でもそれは、第二次世界大戦やスターリンや毛沢東を知っているからそう思うことであって、大正時代の感覚ではやはりえらいことだったのだろう。そしてその感覚の人がその後の大殺戮の時代を牽引したのかと思うと、そこに、著者の好きな精神の「底光り」を感じる。
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