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竜のはなし
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竜のはなし

宮沢賢治【作】, 戸田幸四郎【画】

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竜のはなし

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 戸田デザイン研究室
発売年月日 1983/12/01
JAN 9784924710153

竜のはなし

¥1,760

商品レビュー

3.9

14件のお客様レビュー

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2024/06/14

もし、こちらの絵本を読むなら最後の児童文学者の花岡大学さんの文を読んでほしい。 令和になってから更に加速しているが、純粋に人のために身を捨てると言う人がいない。(昔は多かったというのもまた違うが) 毎日スマホを使い自ら発信できるようになった現代だだが、花岡さんが言うような「やさし...

もし、こちらの絵本を読むなら最後の児童文学者の花岡大学さんの文を読んでほしい。 令和になってから更に加速しているが、純粋に人のために身を捨てると言う人がいない。(昔は多かったというのもまた違うが) 毎日スマホを使い自ら発信できるようになった現代だだが、花岡さんが言うような「やさしさ」の心で発信している人はいるだろうか。 承認欲求、マネタイズ。ネット上でも自分のことしか考えていない人がウヨウヨいる。これを読むと現代人の廃れた気持ちが分かる。 「このはなしはおとぎばなしではありません」から始める絵本に「えっ」と漏らした長男。 竜の行いに「やさしいね。」と言っていたが、一度で「もう。よみたくない。」と言っていた。それくらいの破壊力はある。絵本だからか絵も子どもに媚びていない。

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2024/01/03

オスカー・ワイルドの『幸福な王子』と同じ自己犠牲の物語。しかし、この竜はだれかを助けているわけではない。それどころか数多の欲望の犠牲になっている。 強さとはやさしさである。 このやさしさというものは無償の愛とも言える。 あとがきにあるように、小さな子供に何度も読み聞かせ、語り...

オスカー・ワイルドの『幸福な王子』と同じ自己犠牲の物語。しかし、この竜はだれかを助けているわけではない。それどころか数多の欲望の犠牲になっている。 強さとはやさしさである。 このやさしさというものは無償の愛とも言える。 あとがきにあるように、小さな子供に何度も読み聞かせ、語り合い、語り継ぐお話である。

Posted by ブクログ

2023/01/26

改心した竜が捨身の心でおしゃかさまになる。 優しさとは捨身というわけではないと思う。自らの体を差し出してまで悪い心を捨てる必要はあったのか。

Posted by ブクログ