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キッズの手作りコスチューム お姫様・王子様からハロウィンまで 衣装作家がデザインした
1,980円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 誠文堂新光社 |
発売年月日 | 2010/10/28 |
JAN | 9784416810590 |
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キッズの手作りコスチューム
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キッズの手作りコスチューム
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ふだん着のリネン、発表会のシルク。花柄はもちろんリバティ。洋裁本のなかの子ども服の素材は、近頃とみに上質なものになっている。デザインもそう。ひと手間よけいにかけることで、美しいシルエットを作り出している。 この流れから完全に置き去りを喰らっているのが「衣装」のジャンルだ。ぴかぴか...
ふだん着のリネン、発表会のシルク。花柄はもちろんリバティ。洋裁本のなかの子ども服の素材は、近頃とみに上質なものになっている。デザインもそう。ひと手間よけいにかけることで、美しいシルエットを作り出している。 この流れから完全に置き去りを喰らっているのが「衣装」のジャンルだ。ぴかぴかした安っぽい素材。衣服としての機能性や必然性をまるで感じさせないデザイン。本物感もなければ、舞台で映えもしない(目立ちはするだろうが)。本を見ても、一瞬もうっとりしない。これは、この世に「子どもの衣装=ポリエステルサテン」という迷信的な思い込みが存在することと関係があるに違いない。 厳しいことを言うのも、本来ならば衣装本には素晴らしい可能性・将来性があるはずだと思っているからだ。たとえば赤ずきん。グリム兄弟の伝えるところによれば、生地はビロードだ。中世風の服を着て赤いビロードのずきんをかぶった女の子が立っていたら----もちろん森のなかにだ---どんなに美しいだろう!しかし、真っ赤なバブーシュカをした森ガールでもじゅうぶんかわいい。手にしたかごにはお菓子とぶどう酒、あふれるほどの花。これは子どもの洋裁本の新機軸になるハズだ。 今のところそういう本は存在しない。しかし近い将来、必ず出現するであろう。私はその本を買いに本屋へ走り、自分がやりたかったことがなされているのを見て、嫉妬のあまり地団太を踏むであろう。
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