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輝く断片 河出文庫
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輝く断片 河出文庫

シオドア・スタージョン(著者)

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輝く断片 河出文庫

935

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2010/10/01
JAN 9784309463445

輝く断片

¥935

商品レビュー

3.8

16件のお客様レビュー

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2024/06/01

輝く断片 スタージョンは「人間以上」を昔読んだのを思い出しました。普通の人から見ると知能的に劣っている人たちが実は特殊な能力の持ち主で、彼らがお互いの能力を統合した時。。。というお話だったと思います。 この短編集でも、「ルウェリンの犯罪」や「輝く断片」は知能が劣った人々のちょ...

輝く断片 スタージョンは「人間以上」を昔読んだのを思い出しました。普通の人から見ると知能的に劣っている人たちが実は特殊な能力の持ち主で、彼らがお互いの能力を統合した時。。。というお話だったと思います。 この短編集でも、「ルウェリンの犯罪」や「輝く断片」は知能が劣った人々のちょっと怖くて悲しいお話です。 そうかと思うと、「取り替えっ子」や「ミドリザルとの情事」などのライトでコミカルなお話も入っています。 ”奇想コレクション”というシリーズにふさわしい内容です。 でも、何でかはわかりませんが、読み続けるのに忍耐力がいりました。訳の問題なのか、雰囲気の問題なのかはわかりませんが。。。 竹蔵

Posted by ブクログ

2024/05/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

全体を通して読むと、最初の3篇とそれ以降の毛色がちがうことに驚く。 最初の3篇はライトで足取りも軽く、笑えるディテールもありながら結末まで連れて行ってくれる。読後も爽快で、もう一度読み返したくもなる。 特に「取り替え子」の、人間が赤ん坊を大事にしすぎるとーあるいは邪険にしすぎるとー取り替え子があらわれ罰をあたえる。っていう設定はユーモアが効いてて、この短編全体を、奥行きのある物語にしていると感じた。 で、それ以降の短編は、ドロッとした人間の感情(わかりたくないけどわかる黒い共感とでもいおうか)、と生傷を見せつけられているような緊張感がある。 後半の「マエストロを殺せ」はページをたぐるのを止めらないほど面白かった。持つ者の嫌味ない正しい生き方と、持たぬ者の劣等感にまみれた生き方の、対比を軸に見事に描かれていて、そのテクニックに脱帽した。

Posted by ブクログ

2023/11/23

前半読んでいてハマらなくて、数年積読にしていたが読了。後半の短編の方が印象深い。 少し不思議な話、という趣きのものが多く、後半は一つ一つの話が重かった。 個人的に好きだったのは「マエストロを殺せ」。バンドの設定が30〜40年代くらい?で想像し易くよかった。 柳下毅一郎さん、こんな...

前半読んでいてハマらなくて、数年積読にしていたが読了。後半の短編の方が印象深い。 少し不思議な話、という趣きのものが多く、後半は一つ一つの話が重かった。 個人的に好きだったのは「マエストロを殺せ」。バンドの設定が30〜40年代くらい?で想像し易くよかった。 柳下毅一郎さん、こんなの訳してるんですね。

Posted by ブクログ

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