商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2010/09/21 |
JAN | 9784122053649 |
- 書籍
- 文庫
七人の中にいる 改版
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
七人の中にいる 改版
¥859
在庫なし
商品レビュー
3.4
55件のお客様レビュー
めっちゃ面白かった!!!!!!!!!! 最近読んだミステリで1番好き 最初の事件のところはちょっと怖かったけど、ミスリードが沢山あって最後まで楽しめた!!
Posted by
ペンション「春風」の女性オーナーである晶子とコックの中条のささやかな結婚パーティーが、クリスマス・イブに開かれることになった。お祝いのために集まったのは、昔からの常連客が6人、晶子の娘のあずさ(前の夫の洋一との子ども)、そのあずさが偶然知り合ったという売れっ子若手小説家だ。 パー...
ペンション「春風」の女性オーナーである晶子とコックの中条のささやかな結婚パーティーが、クリスマス・イブに開かれることになった。お祝いのために集まったのは、昔からの常連客が6人、晶子の娘のあずさ(前の夫の洋一との子ども)、そのあずさが偶然知り合ったという売れっ子若手小説家だ。 パーティーを控えた晶子の元に一通の封筒が届く。中には男性の惨殺死体が映った写真が数枚入っていた。この男の顔に見覚えがある晶子は、21年前のクリスマス・イブに起こったあの事件のことを思い出していた。きっとそのときの関係者が、今になって復讐しようとしているに違いないと確信しながら。 当時まだ10代だった晶子は、恋人の洋一との間にできた子どもをどうしても産みたいと考えていたが、全くといっていいほどお金がなかった。そこで共通の幼馴染と3人で、裕福な医者の家に空き巣に入ることにした。その夜、医者一家は全員で外食をすることになっていたから、事はスムーズに運ぶはずだった。 ・・・しかしそれは、そのうちの子どもが熱を出してしまい、出かける予定を変更するまでの話なんだけど。 以前この著者の『そして誰もいなくなる』というアガサ・クリステイーのオマージュのような小説を読んだので、途中まで読んでこれもきっとそのパターンだと確信した。 アレでしょう、今度はあの傑作のオマージュでしょ?「わたし犯人分かっちゃったんですけどー」と得意げにキッチンではしゃいでいたのが恥ずかしい。 (大ハズレも甚だしい) 21年前の事件の残酷さを考えれば、あまりにも罪の自覚がない主人公に腹が立つ。だけどそこはあまり深く考えずに、レトロな雰囲気漂うこの本を「へー、そうなんだ」と楽しむのがいいと思う。 あ、でも犬のくだりだけは許せないな。 読んでいて嫌だった。
Posted by
「葛西一行という少年が風邪をひいていなかったら、あんな酷い惨劇は起こらなかっただろう 少年が風邪をひいていたらということが全てを変えてしまった」 ↑被害者意識のこの文章がとても腹立つ。
Posted by