商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2010/09/10 |
JAN | 9784163295404 |
- 書籍
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僕のエア
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僕のエア
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商品レビュー
2.8
11件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なんか、分かるような、分からないような 反感もあるけど、納得もできる・・・・ 考えだけが先走って、行動ができなくなるとか とっさに、何を話せばいいのか分からなくなって あとで、ああ言えばよかったとか、悩む事もある 読み進めていると、自分の内面と向き合っているような気が・・・ 考えさせられる一冊でした。
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筆者の前作のエッセー「超人計画」を小説化したような作品。構成や筋道はおぼろげで酩酊感を誘うような文章でした。 「超人計画」では、筆者が私生活内で合法(脱法?)ドラッグを使用している記述があったがその体験とその後に感じたことなどが基になっている様子。 作家らしい感受性と苦悩は感じる...
筆者の前作のエッセー「超人計画」を小説化したような作品。構成や筋道はおぼろげで酩酊感を誘うような文章でした。 「超人計画」では、筆者が私生活内で合法(脱法?)ドラッグを使用している記述があったがその体験とその後に感じたことなどが基になっている様子。 作家らしい感受性と苦悩は感じるが、商業レベルでこれはさすがにきついというか一般受けはしないだろうなという感じ。 個人的には嫌いではないですが。 次のムーの少年はまだ未読なので、そこで復活しているのだろうか!?
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心理学では「正常な自閉期」というものがあり、引きこもることは病的でない限り安全なものとして、自己向上のものとして挙げられます。だれもが青春時代に一度や二度、自らの精神に引きこもることをしたでしょう。例を挙げるならエヴァのシンジ君のような感じ。滝本氏の小説は自分の鏡であるキャラクタ...
心理学では「正常な自閉期」というものがあり、引きこもることは病的でない限り安全なものとして、自己向上のものとして挙げられます。だれもが青春時代に一度や二度、自らの精神に引きこもることをしたでしょう。例を挙げるならエヴァのシンジ君のような感じ。滝本氏の小説は自分の鏡であるキャラクターが登場し、引きこもりから脱出させてくれます。それは結局は自分の力であるのです。ゼロ年代的な思考実験小説がまたしても面白いのでありますな。なかなか。うん。
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