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治りにくい病気の漢方治療 アトピー・不妊症・喘息から不定愁訴まで
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治りにくい病気の漢方治療 アトピー・不妊症・喘息から不定愁訴まで

入江祥史【著】

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治りにくい病気の漢方治療 アトピー・不妊症・喘息から不定愁訴まで

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 創元社
発売年月日 2010/08/24
JAN 9784422410807

治りにくい病気の漢方治療

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2024/06/20
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「漢方が効いた難病治療」 著者は阪大を卒業して、現在は漢方クリニックに勤務しています。 本書は現代医学では難しい疾患への漢方治療をまとめられたものです。 著者は大学卒業後、遺伝性疾患を研究テーマにしていました。 お嬢さんがアトピー性皮膚炎にかかって漢方が著効したことから興味を抱き、漢方薬を診療に取り入れるようになります。 様々な大学で漢方を研究し、高名な漢方医の教えを受けて腕を磨きました。 本書は現代医学からは零れ落ちた疾患について、漢方で治療した症例をまとめていました。 ★疼痛 1.出産後の線維筋痛症(虚・肝実・瘀血)  葛根湯+桂枝茯苓丸:無効 →加味逍遥散:不変 →越婢加朮湯+桂枝茯苓丸:有効 ★異常感覚 1.味覚障害・偏頭痛(虚・脾虚肝実・水滞)  十全大補湯+五苓散:無効 →当芍散+五苓散‐桂枝+人参・甘草・黄耆:不変 →前回のもの+竜眼肉・大棗・竜骨・牡蛎:有効 2.味覚障害・花粉症(虚・実熱・脾虚肝実・外感病)  釣藤散+香附子・辛夷・蝉退:軟便 →前回のもの‐石膏+川弓:改善 →前回のもの+丁子・附子:有効 ★かゆみ 1.アトピー(肝実脾虚・血虚)  当帰飲子:胃もたれ →前回+補中益気湯:火照り →当帰飲子+四君子湯:有効 2.かゆみ・湿疹(虚・脾虚肝実)  加味逍遥散:有効 3.アトピー(乾燥・解毒体質・肝実)  黄解湯+消風散:有効だが乾燥 →温清飲+消風散:湿疹・水毒 →前回+猪苓湯:有効 →消風散+四君子湯:有効 ★不妊 1.不妊・肩こり(脾腎両虚・水滞)  当芍散+人参湯:有効 2.不妊・肩こり(実・悪血)  桃核承気湯:下痢 →桂苓丸:イライラ →桂苓丸+加味逍遙散:有効 3.男性不妊(脾陽虚・悪血)  補中益気湯+桂苓丸:有効 →人参湯+八味丸(冬のみ):有効 ★喘息 1.小児喘息(脾陽虚)  小建中湯:有効 2.喘息・花粉症(脾気虚)  柴芍六君子湯+苓甘姜味辛夏仁湯:軟便 →前回-杏仁+山薬:有効 →柴朴湯+麻黄附子細辛湯(春):有効 ★免疫疾患 1.リウマチ疑い(陽虚・悪血・水毒)  柴苓湯+当芍散+猪苓・牡丹皮・陳皮・麻黄:有効 2.バセドウ病  柴胡加竜骨牡蠣湯:有効 ★うつ病 1.うつ病(脾気虚・肝鬱・悪血)  補中益気湯+当芍散:有効 2.うつ病(脾気虚・肝鬱・悪血)  柴胡加竜骨牡蠣湯+桂苓丸:有効 本書はこのように実際の症例に対する処方をまとめていました。 苦心した症例を中心に、症状、病気の説明、予後などが簡潔に整理されていて読み応えがありました。

Posted by ブクログ

2010/09/07

入江祥史 (著) 内容紹介 現代医学では治りにくい難治性・慢性病のうち、漢方が得意とする 病気に絞って治療法を詳しく解説。取り上げる主な病気・症状は、 アトピー性皮膚炎、不妊症、気管支喘息、不定愁訴、味覚・嗅覚障 害、膠原病、認知症など。理論・診察・漢方薬の基礎知識から、各 病...

入江祥史 (著) 内容紹介 現代医学では治りにくい難治性・慢性病のうち、漢方が得意とする 病気に絞って治療法を詳しく解説。取り上げる主な病気・症状は、 アトピー性皮膚炎、不妊症、気管支喘息、不定愁訴、味覚・嗅覚障 害、膠原病、認知症など。理論・診察・漢方薬の基礎知識から、各 病気別の具体的な症例・治療法まで、漢方の得意不得意を明らかに し、現代医学との使い分けの大切さを説く。前著の入門編『はじめ ての漢方医学』に続く実践編としての第2弾。 <目次> はじめに ◆第一部 漢方の基礎知識 第一章 治療にはやはり漢方が必要である 第二章 漢方の診察と理論 第三章 漢方薬について ◆第二部 病気別・漢方治療の実際 第四章 疼痛――線維筋痛症を例に 第五章 感覚の喪失――味覚障害・嗅覚障害 第六章 かゆみ――アトピー性皮膚炎 第七章 不妊症 第八章 気管支喘息 第九章 免疫の異常――自己免疫疾患・膠原病 第一〇章 難治性うつ病 第一一章 認知症 第一二章 不定愁訴の漢方治療 〈付記〉漢方外来を受診なさる方へ 参考文献 〈付録〉主な生薬の薬能 索引 あとがき

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