商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2010/08/20 |
JAN | 9784062880657 |
- 書籍
- 新書
江戸の気分
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江戸の気分
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商品レビュー
3.6
10件のお客様レビュー
名著「落語地図」のように落語の舞台を歩く本はあるが、この本は落語に登場する江戸の「こと」を詳細に語っている。病、火事、花見、狐狸、蚊、棺桶、貧乏。無尽、お米、お金。 実は、今年、3月、コロナがまだそれほどでない時 何名かと飛鳥山の花見をした。その時、話の材料に落語を使った。「花見...
名著「落語地図」のように落語の舞台を歩く本はあるが、この本は落語に登場する江戸の「こと」を詳細に語っている。病、火事、花見、狐狸、蚊、棺桶、貧乏。無尽、お米、お金。 実は、今年、3月、コロナがまだそれほどでない時 何名かと飛鳥山の花見をした。その時、話の材料に落語を使った。「花見の仇討ち」と「長屋の花見」 それに「王子の狐」。だから面白くないわけがない 人間が狐にだまされなくなったのはテレビが普及した昭和40年ごろ、テレビで、人間が夜遅くでも活動しているを見て知ったことにある、としている。達見だ。また、それは狐にだましてもらえなくなった、と言う言葉がまたいい。 蚊
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落語の背景が理解できたという意味では収穫があった。しかし、しかし、全編を通じて「である調」と「ですます調」が混在する筆致はいただけない。この違和感はあとがきまで読み進めても同じだった。また、筆者は京都出身ということで、のっけから上方落語を引用しており、江戸≒昔の東京という先入観を...
落語の背景が理解できたという意味では収穫があった。しかし、しかし、全編を通じて「である調」と「ですます調」が混在する筆致はいただけない。この違和感はあとがきまで読み進めても同じだった。また、筆者は京都出身ということで、のっけから上方落語を引用しており、江戸≒昔の東京という先入観をもって読むと、文体と相まって「え、え、ええ~」という違和感だらけになる。本のタイトルが読み手に与える影響の大きさを改めて感じた。
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なかなか面白かった。 語り手(著者)の口調が落語のようである。 落語を題材に、江戸の生活や少し昔の日本と 今の生活との違いなどが書かれている。 病気に関しての江戸の人々の考え方、 狐や狸に騙された話などは面白かった。
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