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ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること
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ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること

ニコラス・G.カー【著】, 篠儀直子【訳】

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ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること

2,420

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青土社
発売年月日 2010/07/30
JAN 9784791765553

ネット・バカ

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商品レビュー

4.2

93件のお客様レビュー

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2025/10/28

1950年代にワイゼンバウム博士が作成したELIZAというプログラムの話が興味深かった。それは今の人工AIのはしりとも言うべきもので、簡素なプログラムで質問に対して回答する。それでもそれと会話のようなものをすることで、人々はこの相手には感情があると感じるようになった。それに対して...

1950年代にワイゼンバウム博士が作成したELIZAというプログラムの話が興味深かった。それは今の人工AIのはしりとも言うべきもので、簡素なプログラムで質問に対して回答する。それでもそれと会話のようなものをすることで、人々はこの相手には感情があると感じるようになった。それに対して博士自身が最も困惑していた。今のgptのような高精度の回答ができる人工AIに対して夢中になるのも頷ける。

Posted by ブクログ

2025/10/28

インターネットの出現によって、人間があらゆる情報を自分の中に記憶するよりも、短絡的にインターネットから答えを求めるようになり、おびただしい情報の前で集中力を失くしてしまったという状態とは真逆の、 細かい字がびっしりの、読むには忍耐力と集中力が必要な分厚い本だった。 とにかく前置...

インターネットの出現によって、人間があらゆる情報を自分の中に記憶するよりも、短絡的にインターネットから答えを求めるようになり、おびただしい情報の前で集中力を失くしてしまったという状態とは真逆の、 細かい字がびっしりの、読むには忍耐力と集中力が必要な分厚い本だった。 とにかく前置きが長い、と思ったけれど、前置きのようで前置きではなく、インターネット出現のはるか昔から、 文字の登場や本の登場などの場面でも、それによって人間の記憶力が衰えてしまうという危惧が叫ばれていたというのは、思いもしなかったけれど、その時代にとっては大きな転換期だった訳で、そんな転換期の繰り返しが今までずっと続いてきたのだから、急にインターネットだけが悪影響を及ぼしているのではないのだなと気づくことができた。 この本は2010年のものだから、現在(2025年)もっとスマホが普及してしまっている。私がスマホを持った当時は、四六時中スマホを見ている人に嫌悪感を持っていたが、今では自分もそうなりつつある。 その影響か、何事も効率を求めるようになってしまったと感じる。以前は自分で行動して考えたり比較していたものをスマホで答えを探すようになったし、本を読むにしても、すらすらと読みやすいものに出会うと達成感を覚えたりする。 良いか悪いかは置いておくし、最新の情報に触れたい欲もあるが、ゆっくりとりとめのない考えにふける時間も大切にしたいと感じる。

Posted by ブクログ

2025/05/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ネット・バカ  インターネットがわたしたちの脳にしていること ”本に集中できない気がする。”、”驚くほどの速さでサイトをブラウジングできる。” など、最近竹蔵が思っていたことをずばり説明してくれるとても博識な本です。 ネット上ではリンクを辿るたびに脳は集中をインタラプトされてしまい、注意力が散漫な脳に変わってしまいます。そのため、長い文章を長時間集中して行う読書は難しくなります。 インターネットづけの人は各サイトでは次のように閲覧します。まずヘッドラインを読んで、最初の数行に目を走らせ、サイトの最後までスクロールする。この動作で大体そのサイトの価値を判断するように脳が変わっていく。 著者は、インターネットによる人類の知がより良い方向に向かっているという楽観論に対して、あくまでも醒めた目で多種多様な文献からの引用を元に危惧を表明しています。 * 人の脳は可塑性が高く、インターネットづけになっている脳は、リンクを辿ることによって注意散漫の状態となり、長時間集中する読書のような作業が困難になっていく。 * 文字、時計、地図などの発明は人の脳の使い方に大きな変化を起こした。インターネットも同様に大きな変化を数世代後に脳にもたらす可能性が高い。 * グーグルの究極の目的である「全てのものをディジタル化しそれをインデックス付けすることによって知の生産性を最大にする」を実現することは、産業革命の細切れの作業による生産性の向上と同様の効果をもたらすだろうが、それが人の幸せや知の進歩につながるのだろうか? * コンピュータに頼る脳は、AI(人工知能)に近づいていってしまうのではないか? 著者はこの本を書くにあたって山籠もりしてインターネット接続を最小限にして書いたそうです。 竹蔵はこの本を読みながら、昔読んだ”脳は外部インタフェースに依存した存在で、脳単体では考えられない”ということを思い出しました。人も脳も外部環境との複雑なコミュニケーションによって成り立っているのであって、環境が変われば変化します。それが良い方向でも、悪い方向でも。 でも、誰がどうやった良い悪いを決めるのか? ああ、難しい。 竹蔵

Posted by ブクログ