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なぜ友は死に、俺は生きたのか 戦中派たちが歩んだ戦後
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なぜ友は死に、俺は生きたのか 戦中派たちが歩んだ戦後

堀切和雅【著】

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なぜ友は死に、俺は生きたのか 戦中派たちが歩んだ戦後

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2010/07/23
JAN 9784103263210

なぜ友は死に、俺は生きたのか

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2011/10/20

 今までもこういう作品はあったのだろうけれども、作者ゆえに手に取った。  作者の仕事の家庭であった戦中派の人々、或いは、御父君との会話を基に作られた作品。    一見、とりとめのない印象があるし、ある意味、とても読みにくい。  けれども、少し読み進めて考え込み、それからまた、読み...

 今までもこういう作品はあったのだろうけれども、作者ゆえに手に取った。  作者の仕事の家庭であった戦中派の人々、或いは、御父君との会話を基に作られた作品。    一見、とりとめのない印象があるし、ある意味、とても読みにくい。  けれども、少し読み進めて考え込み、それからまた、読み進めるつつ、今の日本を形作ってきたものとは何かと、自問せざるを得ない。  徒に等閑視してこなかったかと。    不謹慎な(或いは不遜な)読み方かもしれないが、震災後に生きる自分のあり方と重ねてしまった。    作者から、託された重い課題を、今の(震災後の)自分がどう受け止めて、受け継ぐか、途方に暮れる。

Posted by ブクログ

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