商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2010/07/22 |
JAN | 9784103343271 |
- 書籍
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闇彦
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闇彦
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商品レビュー
2.9
11件のお客様レビュー
とっても久し振りの阿刀田作品。 神話に語られざる「闇彦」を読んで古事記を読み直したくなりました。 主人公と闇彦の繋がりは何となくわかったものの、婆やを始め他の登場人物は全て中途半端なまま。 やっぱり短編がいいです。
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- ネタバレ
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幼いころから「私」の眼前に見え隠れする不可思議な存在“闇彦”。 それはどこから来て、何を伝えようとしているのか。 むかし聞かされたお婆あの言葉、死んだ同級生の少女、海沿いのひなびた温泉宿、ギリシャの血をひく美貌の女優…。 人生の要所要所に現れる“闇彦”に導かれるように、「私」は神話と物語の源流に遡っていく。 (アマゾンより引用) この作家さん、ちょいちょい同じようなエピソードをぶっこんでくるの何?
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日本ペンクラブの会長でもある阿刀田高氏の小説『闇彦』を読了。主人公は双子で生まれたのだが生後すぐに弟が亡くなった事から幼少の頃から自分以外の存在がどこからか自分を見守っているような感覚をもって感じる『闇彦』の存在。幼少の頃から大人のいまにいたる『闇彦』を巡る彼の経験が自伝的に語ら...
日本ペンクラブの会長でもある阿刀田高氏の小説『闇彦』を読了。主人公は双子で生まれたのだが生後すぐに弟が亡くなった事から幼少の頃から自分以外の存在がどこからか自分を見守っているような感覚をもって感じる『闇彦』の存在。幼少の頃から大人のいまにいたる『闇彦』を巡る彼の経験が自伝的に語られるユニークな小説だ。ショートショートの名手の本だからもちろんショートショート的な小説かと思い買ったが、あにはからんやギリシア神話や日本書紀への深い造詣も伺える非常にしっかりとした骨組みの小説だった。この小説も読み返すたびに新たな魅力が感じられるだろう隠し味を沢山持っている気がする。
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