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敗走記(文庫版) 講談社文庫
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敗走記(文庫版) 講談社文庫

水木しげる(著者)

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敗走記(文庫版) 講談社文庫

748

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2010/07/14
JAN 9784062767385

敗走記(文庫版)

¥748

商品レビュー

3.8

23件のお客様レビュー

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2025/01/06

「戦争は人間を悪魔にする 戦争をこの地上からなくさないかぎり地上は天国になりえない」…前線に送られる。否応なく戦う。現地の人が暮らす生活圏を戦場にする。彼らも巻き込む。敵に通じるスパイか。時に命を奪う。劣勢になる。補給がままらない。食料が不足する。敵が迫る。部隊は崩壊し、命からが...

「戦争は人間を悪魔にする 戦争をこの地上からなくさないかぎり地上は天国になりえない」…前線に送られる。否応なく戦う。現地の人が暮らす生活圏を戦場にする。彼らも巻き込む。敵に通じるスパイか。時に命を奪う。劣勢になる。補給がままらない。食料が不足する。敵が迫る。部隊は崩壊し、命からがら抜け出す。生き残れるのは万分の一の偶然の重なり。逃げ帰っても迎えは冷たい。敗戦後は裁判にかけられる。犯罪者として追われる。囚われて執行される。…敗走。身を持って体験された方の言葉は重い。戦後80年。忘れ去られることのなきように。

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2024/06/02

「戦争と日本」で一度読んだ「敗走記」。 一兵士が経験した戦争の記憶。政治家や軍部のオエライサンたちが経験することのない、現実が描かれている。 戦争という極限の中の美談である『レーモン河畔』。 たまたま偶然が重なっての美談であるということは、理解しておきたい。美談にならなかった事...

「戦争と日本」で一度読んだ「敗走記」。 一兵士が経験した戦争の記憶。政治家や軍部のオエライサンたちが経験することのない、現実が描かれている。 戦争という極限の中の美談である『レーモン河畔』。 たまたま偶然が重なっての美談であるということは、理解しておきたい。美談にならなかった事ばかりであるだろうと思うし、だからこそレアケースとして記録したのだろうと思うから。

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2022/07/17

「敗走記」水木しげる著、講談社文庫、2010.07.15 272p ¥550 C0179 (2022.07.17読了)(2022.07.12拝借)(2010.08.11/2刷) 太平洋戦争中の南方戦線における日本軍の話、六編が収録されています。 悲惨ではありますが、生き延びた人た...

「敗走記」水木しげる著、講談社文庫、2010.07.15 272p ¥550 C0179 (2022.07.17読了)(2022.07.12拝借)(2010.08.11/2刷) 太平洋戦争中の南方戦線における日本軍の話、六編が収録されています。 悲惨ではありますが、生き延びた人たちの話もあるので、ちょっと救われる感じがします。 【目次】 敗走記 ダンピール海峡 レーモン河畔 KANDERE ごきぶり 幽霊艦長 あとがき ☆関連図書(既読) 「カラー版 妖怪画談」水木しげる著、岩波新書、1992.07.20 「カラー版 続妖怪画談」水木しげる著、岩波新書、1993.06.21 「カラー版 幽霊画談」水木しげる著、岩波新書、1994.06.20 「総員玉砕せよ!」水木しげる著、講談社文庫、1995.06.15 「カランコロン漂泊記」水木しげる著、小学館、2010.04.11 「ゲゲゲの女房」武良布枝著、実業之日本社、2008.03.11 (アマゾンより) 戦争を生き抜いた著者がつづる生と死の物語 戦記ドキュメンタリー完全復刻! 昭和19年、南太平洋ニューブリテン島中部、部隊は壊滅的打撃を受けたものの、ひとり生き延び、仲間の鈴木と合流することに成功する。そして断崖を通り抜け道なき道を進み、敗走を続けた。敵に追われ、飢えや渇き、暑さに苦しみながらも九死に一生を得た著者が綴る、生と死の物語。戦記漫画の傑作を6編収録。

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