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デカルトの誤り 情動、理性、人間の脳 ちくま学芸文庫
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デカルトの誤り 情動、理性、人間の脳 ちくま学芸文庫

アントニオ・R.ダマシオ【著】, 田中三彦【訳】

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デカルトの誤り 情動、理性、人間の脳 ちくま学芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2010/07/10
JAN 9784480093028

デカルトの誤り

¥1,650

商品レビュー

4.2

12件のお客様レビュー

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2023/10/13

アントニオ・R・ダマシオ「デカルトの誤り」読了。情動的な身体反応が意思決定に重要な役割を果たすソマティックマーカー仮説は目から鱗だった。脳と身体を別で考える事が思い込みである事に気付かされた。デカルトの我思う故に我ありに根ざしている事も。進化の観点から細胞の反射から派生した脳神経...

アントニオ・R・ダマシオ「デカルトの誤り」読了。情動的な身体反応が意思決定に重要な役割を果たすソマティックマーカー仮説は目から鱗だった。脳と身体を別で考える事が思い込みである事に気付かされた。デカルトの我思う故に我ありに根ざしている事も。進化の観点から細胞の反射から派生した脳神経が体と分離しているとは確かに考えにくいな。

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2023/06/29

武器としての哲学の推薦本である。ビジネスパーソン向けの推薦本としてこのような硬い本を選んだが、実際に忙しいビジネスの合間に読める人がいるかどうかが不明である。それよりも時間がある大学生が読めると思う。  デカルトの誤りとして、身体と精神の2元論ではない、ということが最後に出てくる...

武器としての哲学の推薦本である。ビジネスパーソン向けの推薦本としてこのような硬い本を選んだが、実際に忙しいビジネスの合間に読める人がいるかどうかが不明である。それよりも時間がある大学生が読めると思う。  デカルトの誤りとして、身体と精神の2元論ではない、ということが最後に出てくる。  いまから30年ほど前の本であるが、読む価値はあると思われる。

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2023/02/11

我々の情動や感情は、身体の状態と不可分である。自己という生物学的状態が生じるには、多数の脳システムと多数の身体システムが全面的に機能している必要がある。脳と身体は切っても切れない関係にある。この点における本書の主張は、人間の本質は意識にあるとするデカルト的な心身二元論とは対立し、...

我々の情動や感情は、身体の状態と不可分である。自己という生物学的状態が生じるには、多数の脳システムと多数の身体システムが全面的に機能している必要がある。脳と身体は切っても切れない関係にある。この点における本書の主張は、人間の本質は意識にあるとするデカルト的な心身二元論とは対立し、「デカルトの誤り」という象徴的な著書名に表明されている。また本書は、心は脳の仕組みを解明するこで完全に理解できると考えている神経科学者に対してもデカルト的誤りの可能性を指摘する。なるほど、と深くうなずく。 本書の主張を日常生活の場面へ引き合いに出せば、あまり肩肘張らずに日々を送ることができるかもしれない。例えばネガティブな思考に陥っているときに身体の状態を振り返ってみると、空腹、睡眠不足、適切でない室温・・・、実は身体の状態がネガティブな信号を脳に送信しているのかもしれない。自分自身を客観的な視点で捉える一助となる考えを提示してくれる貴重な一冊。

Posted by ブクログ

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