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パーマー・エルドリッチの三つの聖痕 ハヤカワ文庫
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パーマー・エルドリッチの三つの聖痕 ハヤカワ文庫

フィリップ・K.ディック(著者), 浅倉久志(著者)

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パーマー・エルドリッチの三つの聖痕 ハヤカワ文庫

1,870

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1992/03/31
JAN 9784150105907

パーマー・エルドリッチの三つの聖痕

¥1,870

商品レビュー

4.1

16件のお客様レビュー

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2025/11/22

「私は惑星になるつもりだ」 死ぬまでに一度は言ってみたいセリフ…の一つに仲間入りしました。 最近仕事のことで脳内ごちゃごちゃなのもあり全く読書に身が入らない毎日。 その状況でディックを読み始めるのもどうかと思いながら、序盤頑張って頑張って読み進め、、、 しかし3分の1くらいま...

「私は惑星になるつもりだ」 死ぬまでに一度は言ってみたいセリフ…の一つに仲間入りしました。 最近仕事のことで脳内ごちゃごちゃなのもあり全く読書に身が入らない毎日。 その状況でディックを読み始めるのもどうかと思いながら、序盤頑張って頑張って読み進め、、、 しかし3分の1くらいまでくると、キマシタ。モード入りました。 なんだなんだ??と一文一文に翻弄されているうちに瞬く間にディック感覚に包み込まれ、気がつけば半分を過ぎ、残りの厚みを見て「えええもうすぐ終わっちゃうの?いやだ!!!」 なんて考えていたらあっという間に終わりました。 全部読んだ後の感想としては いや、なんだこれ。。。 結局どこからどこまでがソノ状態なのか?何度も読み返したいけど、多分これは何度読み返しても正解は分からないと思う。というより、それこそがこの本の真意なのだろう。 インセプションの元ネタってこれだったのかな?と少し感じた。 最近毎年夏の異常な暑さを更新してるけど、この未来はそう遠くはないのかもしれない…と思ってしまう。

Posted by ブクログ

2024/07/25

中盤以降、継ぎ目なくスムーズに描写される、現実と虚構の絡み合う混沌とした世界に目眩がしそうでした。 地球は温暖化が進み、ニューヨークでは摂氏82℃を記録するほどの過酷な環境。地球滅亡に備えるために、人々は国連によって火星などの外惑星に強制移住させられはじめていました。しかし、移...

中盤以降、継ぎ目なくスムーズに描写される、現実と虚構の絡み合う混沌とした世界に目眩がしそうでした。 地球は温暖化が進み、ニューヨークでは摂氏82℃を記録するほどの過酷な環境。地球滅亡に備えるために、人々は国連によって火星などの外惑星に強制移住させられはじめていました。しかし、移住した人々を待っているのは、不毛な土地を開墾する退屈な日々。唯一の楽しみは、ドラック「キャンD」を使ってパーキー・パット人形を介在して体現する幻想世界に溺れることでした。 そんなある日、プロキシマ星系から星間実業家のパーマー・エルドリッチが、新種のドラック「チューZ」を携えて太陽系に帰還します。パーキー・パット人形と「キャンD」を独占販売しているP.P.レイアウト社の社長レオ・ビュレロは、市場を駆逐されかねない事態に恐れを抱き、社の予知能力者(プレコグ)であるバーニイ・メイヤスンとその助手ロニにパーマー・エルドリッチの居場所を探らせて、自ら敵地に乗り込みます……。 この後、「チューZ」を服用して見せられる混沌とした幻覚の世界が、なんだか悪夢そのものという感じで描かれるのですが、比べると「キャンD」の方は天国かな。終盤は、徐々にパーマー・エルドリッチが世界に偏在して広まっていくところが不気味でした。 ただ、最後まで読んで最初のレオ・ビュレロの言葉に戻ると、それでも希望が持てる物語として読むことができて良かったです。これは、解説でディックが「最初のパラグラフこそが小説で、あとは付け足しの、全てのいきさつのフラッシュバックに過ぎない」というようなことを書いてあったので、戻って読みなおして感じたことなんですけどね。 万人向けではないですが、何作かディック作品を読んだ人にはおすすめかな。

Posted by ブクログ

2021/02/16

温暖化が進み、過酷な環境となった未来世界。火星へ強制移住させられた人々は、ドラッグと模型によって、過去の地球を再現した仮想空間へダイブすることで心を支えている。やがて遥か遠い星系からもたらされた新種ドラッグが現実崩壊の恐怖を引き起こすが……。 現実と幻想の狭間を描く、ディックの真...

温暖化が進み、過酷な環境となった未来世界。火星へ強制移住させられた人々は、ドラッグと模型によって、過去の地球を再現した仮想空間へダイブすることで心を支えている。やがて遥か遠い星系からもたらされた新種ドラッグが現実崩壊の恐怖を引き起こすが……。 現実と幻想の狭間を描く、ディックの真骨頂。今はどっちの世界にいるんだっけ?という感覚を本書でも味わえる。ラスボスのような圧倒的な力を持った存在との対峙。人間くさい登場人物の意外な決断。全編通して読ませる力が強く、面白かった。ラスト付近は意図的にわかりにくくしているのか、読んでいる方も混乱してきて、トリップを疑似体験しているかのようだった。 毎回ディック作品には魅力的な女性が登場するが、今回は特に恋愛や性描写も色濃く、パンクしそうな急展開の連続に華を添えてくれた。 しかしこの作家はドラッグと壺が好きだな。

Posted by ブクログ

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