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ユダの窓 ハヤカワミステリ文庫
814円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 1991/05/31 |
| JAN | 9784150704056 |
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ユダの窓
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ユダの窓
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商品レビュー
4.3
14件のお客様レビュー
有名すぎるトリック!! 私は知らなかったから知らずに読めたのが幸せ! 法廷シーンは素晴らしい! ラストまでドキドキ感が! ぜひ〜
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メリヴェールが実際に殺人現場に赴いて推理を働かせるのではなく、今回は裁判で被告人の無実を証明していく。海外の裁判なので、日本と違い陪審員たちに訴える裁判。読んでて日本との裁判の雰囲気の違いがまた面白かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まず、今回は物語の展開が非常に面白い。 冒頭の、非常にシンプルな密室殺人について、今までの事件現場に名探偵が登場して、関係者の証言、周囲の状況から推理して犯人を解き明かすのではなく、今回は既に容疑者は逮捕され、起訴されている状況で、裁判で無罪であるのを証明するというスタイルを取っている。しかも被告人側弁護人がHM卿というのが面白いではないか! そして各章の末尾で明らかになっていく新事実。 単純に思えた事件が裏では実に複雑に絡み合っていたのを1枚1枚薄衣を剥ぎ取るかのごとく、読者の眼前に示していくストーリー展開は胸躍らされながら読まされた。 その中でも特に印象的なのは10章以降からの展開だ。 10章の最後で、被害者のエイヴォリーが娘の婚約者のアンズウェルだけでなく、彼のいとこのレジナルドとも知り合いであり、呼び名の聞き間違いであったという箇所から物語が一気呵成に明らかになっていく。まるで長くだらだらと続いていたトランプゲームの神経衰弱が一気に終末に近づいていくような感覚を覚えた。 ただ不満もある。 この物語のテーマである「ユダの窓」の正体がなんともチープだったことだ。本来、刑務所の留置所の看守が覗くシャッター付き窓の事を示すこの言葉が、今回はドアノブを外した跡の穴を指すとは、期待していただけに肩透かしを食らった感が正直ある。 これだと巻頭に示した館の内部図面は全然関係ないものになるんだけどなぁ(でも、こういうイメージ図があるのとないのとでは物語の理解度が違うのも確か)。 犯人も今回は意外だった。 しかも物語上、この犯人である必然性もかっちりしており、十分納得がいった(今回、話中で登場人物の一人に「どうせ今回も犯人は予想も付かない人物で解るはずのない人なんでしょ」みたいな台詞を吐かせているのがセルフパロディで面白かった)。 『白い僧院の殺人』では読みにくい事件経過にいきなりズドンと打ち込まれた真相にびっくりして、4ツ星だったが、今回は逆にワクワクする事件経過に唸らされ、ユダの窓の正体に失望したために4ツ星という評価だ。 まあ、これがカーらしいといえばカーらしいんだけど。
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