商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2010/06/19 |
JAN | 9784062162869 |
- 書籍
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雨心中
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雨心中
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商品レビュー
3.2
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梅雨は何時になるやら…… ってな事で、唯川恵の『雨心中』 養護施設で育った芳子と周也、15歳で施設を巣立って二人で慎ましく暮らしている。 年上の芳子に年下で真面目で人の影響を受けやすい周也は親は違えど本当の姉弟以上の絆で生きていたが、周也が仕事先で事件を起こしてしまう。 ...
梅雨は何時になるやら…… ってな事で、唯川恵の『雨心中』 養護施設で育った芳子と周也、15歳で施設を巣立って二人で慎ましく暮らしている。 年上の芳子に年下で真面目で人の影響を受けやすい周也は親は違えど本当の姉弟以上の絆で生きていたが、周也が仕事先で事件を起こしてしまう。 実はヤバい関係の社長に騙された挙句、罵られカッとなって周也は刺してしまった。 このままではヤバい関係の手下に捕まって殺されると嘆いた周也を、芳子は今の生活全てを捨てて二人で逃げる選択をした。 逃げた先で二人新たな生活をするも、その先々で出会う人と周也との関係でまたしても逃亡生活を繰り返して行く二人の行く末は……。 本当の姉弟では無いが、身寄りがない二人はそれ以上の絆と言うか、異質な姉弟愛?、独占愛?いや支配愛?何と表現すればええのか分からん感情に 何か読んだ事のある様な内容は、桜木紫乃さんの作品に似てる様なやつがあった気がする。 唯川恵さんの他の本も読んでみたいな 映画にしたら面白そうな内容じゃね♪ 2020年21冊目
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あららららー 最後まで怒涛の不幸の連鎖。 悪い人間ではないけど、やはり逃げる時点で幸せはあきらめて生きている。 諦めているのに、少しの平穏は続いてほしいと願う、それは無理な願いだと、何度も思い知る。
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社会の底辺を生きる血の繋がりのない姉弟の愚か過ぎる人生の物語。 マンガならこのリアリティでも読めそうだが、不幸の連鎖が上滑りする文章力に辟易。
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