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秀吉と利休 新潮文庫
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秀吉と利休 新潮文庫

野上弥生子(著者)

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秀吉と利休 新潮文庫

691

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1969/09/01
JAN 9784101044026

秀吉と利休

¥691

商品レビュー

4

6件のお客様レビュー

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2016/04/30

利休と秀吉、ともに茶の世界・武士の世界で頂点を極めた2人の愛憎劇ともいおうか… 下賤な生まれからくる秀吉の「ご気分次第」という宿痾が年を重ねるごとに捻ねていくさまがある意味哀れを誘う。 [茶は湯を沸かして飲むまで]と透徹し切ったような利休でさえも生きる術はその宿痾に振り回され...

利休と秀吉、ともに茶の世界・武士の世界で頂点を極めた2人の愛憎劇ともいおうか… 下賤な生まれからくる秀吉の「ご気分次第」という宿痾が年を重ねるごとに捻ねていくさまがある意味哀れを誘う。 [茶は湯を沸かして飲むまで]と透徹し切ったような利休でさえも生きる術はその宿痾に振り回されなければならなかったことも淋しい。 結局、利休は腹を切ったことによって自身の世界を護り秀吉は自身の唯一均衡した世界を喪ったのだ…と感じた。

Posted by ブクログ

2015/03/19

小説でありながら、史実がそうであったかのように錯覚させられる。緻密で説得力に富む素晴らしい内容だった。平易な文章ながらそれの積み重ねで人物の心の動きが細やかに描かれていて、とても面白かった。

Posted by ブクログ

2014/06/07

この題材を作家が選ぶ理由は何だろうか? 本作を読みつつ考えたが纏まらず。がホモセクシャルな関係性に何かを見出しているような気が。 その意味で本作の掘り下げは少々物足りないか。 利休を死に至らしめる筋があっさりし過ぎかなぁ。 あと歴史ものとしての言葉遣いに幾つか違和感を覚える箇所あ...

この題材を作家が選ぶ理由は何だろうか? 本作を読みつつ考えたが纏まらず。がホモセクシャルな関係性に何かを見出しているような気が。 その意味で本作の掘り下げは少々物足りないか。 利休を死に至らしめる筋があっさりし過ぎかなぁ。 あと歴史ものとしての言葉遣いに幾つか違和感を覚える箇所あり。 悪くはないが、、、というのが正直なところ。

Posted by ブクログ

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