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日本人へ リーダー篇 文春新書752
935円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2010/05/20 |
JAN | 9784166607525 |
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日本人へ リーダー篇
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日本人へ リーダー篇
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商品レビュー
3.6
111件のお客様レビュー
月刊「文藝春秋」の連載の新書化。 リーダ篇とありますが、私あるいは民に対する「公」はどうあるべきかを論じた内容。 とはいえ、割とさらっと読めました。塩野氏自身が丸くなったのかもしれません。(2010.6.23)
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「律法」と「法律」の話は非常に興味深かった。ルールに自分を合わせるべきか、ルールに自分を合わせるかというスタンスはどちらが正解という訳ではないが、盲目的にならずにしっかり自分で考えなければいけないと思った。 そして、何よりローマ史についての自分の不勉強を痛感した。。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なぜ彼らにだけ優れた戦略なり戦術を考えだすことができたのか。それらは彼らが他の人々よりは柔軟な思考法をする人であったからです他者が考えつくことと同じことを考えていたのでは絶対に勝てない。疑問を常に抱きその疑問を他者が考え付きもしなかったやり方で解決していく。それには思考や発想の柔軟性こそが不可欠でこれこそが勝敗を分けるカギになるのです。 国益とは具体的な利益になって帰ってこない限りそれを追求したことにはならないのである。ではそれをどうやれば国益追求には有効か。500年昔の外務官僚だったマキャベリは次のように言っている。「いかなる事業といえどもその成否は参加する全員が利益を得るシステムを作れたか否かにかかっている マキャベリの次の言葉を明日の外生担当者たちに送りたい「常に勝ち続ける秘訣とは中位の商社で居続けることにある」 自己反省は絶対に1人でなされなされねばならない。決断を下すのも孤独だな反省もまた孤独な行為なのである自分、自分と向き合うのだから1人でしかやれない。もしかしたらプロとアマを分ける条件の1つである「絶対感覚」とはそれを磨くことと反省を怠らないことの2つを常に行っていない限り習得も維持もできないものなのかもしれない。 会社でも破産でもすれば最も被害を被るのは外資でもどこでも行き先に不足しない人ではなく会社が潰れようものなら行き場のない人々であろう。ならば会社の経営状態に誰よりも関心を持ちその工場を誰よりも願うのは幹部社員ではなくて一般社員であるはずだ。国家もそれと同じなのである。 マキャベリは次のように言っている。「天国へ行くのに最も有効な方法は地獄へ行く道を熟知することである」国政担当者ならば二股かける位当然ではないか。この人たちにとっての責務は国民を天国に向かわせることにあるのだから。この程度の事前対策はいくらなんでもなさっていたのでしょうね。 歴史に親しむ日常の中で私が学んだ最大の事はいかなる民族も自らの資質に合わないことを無理してやって成功できた例は無いと言うことであった。 要するに交流・安定期と衰退期を分けるのは大同小異と言う人間の健全な知恵を取り戻せるか取り戻せないかにかかっているのではないかと思っている。つまり問題の本質は何かに関心を戻すことなのだ。言い換えれば問題の単純化である。そして単純化ができなければ百家争鳴をしても改革は頓挫する。 それは日本人の法律に対する盲信と言っても良い位の過剰な信頼である。まるで宗教でもあるかのようにいちど決めたら一切買えないいや変えてはならないと思っているのではないか。法律とは政策であり人間の考えたものである以上完全と言う事はありえない。それ故法律は通ってもその後には微調整が必要なのは当然のことなのだ。法律を通すことでの国家改革と個人のダイエットは完全に違うのである。ダイエットならば微調整しながら進むのが健康を損なわないで成功する唯一の道だから体格はこの反対でまず先に大筋を変えその後で微調整をすると言う順序にしないと効果がない。
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