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震えない男 再版 ハヤカワ・ミステリ525
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震えない男 再版 ハヤカワ・ミステリ525

ジョン・ディクスン・カー(著者), 村崎敏郎(著者)

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震えない男 再版 ハヤカワ・ミステリ525

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1996/06/30
JAN 9784150005252

震えない男 再版

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商品レビュー

3.4

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2024/07/10

1940年発表のギデオン・フェル博士シリーズ第12作。カーの十八番である怪奇色たっぷりの傑作。曰く付きの幽霊屋敷で起こる事件は、怪しい人物・怪しい言動は多々あれど、真相は五里霧中の難事件。フェル博士は早い段階で真相を見抜いているようだが、読者には杳として知らされない。そんなモヤモ...

1940年発表のギデオン・フェル博士シリーズ第12作。カーの十八番である怪奇色たっぷりの傑作。曰く付きの幽霊屋敷で起こる事件は、怪しい人物・怪しい言動は多々あれど、真相は五里霧中の難事件。フェル博士は早い段階で真相を見抜いているようだが、読者には杳として知らされない。そんなモヤモヤとイライラを吹っ飛ばす、緻密に計算された驚愕の解決編が素晴らしい。もっと多くの人に読まれるべき傑作だと思う。

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2021/10/06

ミステリ。ホラー。 著者のお馴染みの作風のひとつ、怪奇ミステリ。 今作の舞台は幽霊屋敷。探偵役はフェル博士。 事件のトリック的にはインパクトはないが、結末には二転三転する工夫が見られ、興味深い。 アガサ・クリスティの有名作品を意識させるような表現もあり、ミステリ好きとしては地味に...

ミステリ。ホラー。 著者のお馴染みの作風のひとつ、怪奇ミステリ。 今作の舞台は幽霊屋敷。探偵役はフェル博士。 事件のトリック的にはインパクトはないが、結末には二転三転する工夫が見られ、興味深い。 アガサ・クリスティの有名作品を意識させるような表現もあり、ミステリ好きとしては地味に嬉しい。 初版は1959年ということで、翻訳が随分と古い点はさすがに気になる。

Posted by ブクログ

2012/04/12

昭和34年発行なので訳は古いが、「ヤア、けしからん」とか今ではありえないセリフでうろうろしている登場人物もまた味があって個人的には嫌いではない。 十七世紀に建てられた幽霊屋敷を買い取った資産家が、知人たちを招待して幽霊パーティーを開いた。そして招待客の一人が射殺され、目撃者の証言...

昭和34年発行なので訳は古いが、「ヤア、けしからん」とか今ではありえないセリフでうろうろしている登場人物もまた味があって個人的には嫌いではない。 十七世紀に建てられた幽霊屋敷を買い取った資産家が、知人たちを招待して幽霊パーティーを開いた。そして招待客の一人が射殺され、目撃者の証言によれば壁にかかった銃が宙に浮いてひとりでに撃ったという… カーお得意の不可能犯罪だが、それほど怪奇な雰囲気はなく、謎もトリックもシンプル。と思っていると最後にサプライズが。しかし何が驚いたといって、フェル博士がある人物の企みをくじくために打った、豪快な一手である。そりゃやりすぎっていうか犯罪だろう。 色々な意味でびっくりの作品。

Posted by ブクログ

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