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震えない男 再版 ハヤカワ・ミステリ525

ジョン・ディクスン・カー(著者), 村崎敏郎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1996/06/30
JAN 9784150005252

震えない男 再版

¥1,045

商品レビュー

3.5

4件のお客様レビュー

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2021/10/06

ミステリ。ホラー。 著者のお馴染みの作風のひとつ、怪奇ミステリ。 今作の舞台は幽霊屋敷。探偵役はフェル博士。 事件のトリック的にはインパクトはないが、結末には二転三転する工夫が見られ、興味深い。 アガサ・クリスティの有名作品を意識させるような表現もあり、ミステリ好きとしては地味に...

ミステリ。ホラー。 著者のお馴染みの作風のひとつ、怪奇ミステリ。 今作の舞台は幽霊屋敷。探偵役はフェル博士。 事件のトリック的にはインパクトはないが、結末には二転三転する工夫が見られ、興味深い。 アガサ・クリスティの有名作品を意識させるような表現もあり、ミステリ好きとしては地味に嬉しい。 初版は1959年ということで、翻訳が随分と古い点はさすがに気になる。

Posted by ブクログ

2012/04/12

昭和34年発行なので訳は古いが、「ヤア、けしからん」とか今ではありえないセリフでうろうろしている登場人物もまた味があって個人的には嫌いではない。 十七世紀に建てられた幽霊屋敷を買い取った資産家が、知人たちを招待して幽霊パーティーを開いた。そして招待客の一人が射殺され、目撃者の証言...

昭和34年発行なので訳は古いが、「ヤア、けしからん」とか今ではありえないセリフでうろうろしている登場人物もまた味があって個人的には嫌いではない。 十七世紀に建てられた幽霊屋敷を買い取った資産家が、知人たちを招待して幽霊パーティーを開いた。そして招待客の一人が射殺され、目撃者の証言によれば壁にかかった銃が宙に浮いてひとりでに撃ったという… カーお得意の不可能犯罪だが、それほど怪奇な雰囲気はなく、謎もトリックもシンプル。と思っていると最後にサプライズが。しかし何が驚いたといって、フェル博士がある人物の企みをくじくために打った、豪快な一手である。そりゃやりすぎっていうか犯罪だろう。 色々な意味でびっくりの作品。

Posted by ブクログ

2010/08/23

これは不可抗力系犯罪ですね。 ただし、それでも一応 読者を思うままに操るトラップが仕掛けられているので 引っかからないよう気をつけてください。 ちなみに犯人がそのトラップそのもの。 たぶん勘の鋭い人は その人を指定することでしょう。 だけれども、それは後々罠となって 見事に裏切...

これは不可抗力系犯罪ですね。 ただし、それでも一応 読者を思うままに操るトラップが仕掛けられているので 引っかからないよう気をつけてください。 ちなみに犯人がそのトラップそのもの。 たぶん勘の鋭い人は その人を指定することでしょう。 だけれども、それは後々罠となって 見事に裏切られます。 多分がっかり必至かと。 ただしラスト近辺に某有名作品が 引き合いに出されているのは 非常に興味深いのでは。 ある程度ミステリーを読んでいれば ああ、と思えますしね。

Posted by ブクログ

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