商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2010/05/13 |
JAN | 9784062161725 |
- 書籍
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死ねばいいのに
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死ねばいいのに
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商品レビュー
3.5
486件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読みやすい本ではあったが、微妙だなと感じる点がいくつかあり、 ・各章の展開が同じなため、途中で少し飽きがきてしまう。 ・殺人事件を取り扱うものの、ミステリーとしては謎がなく(犯人も早い段階で示唆される)、人物の心理描写が中心なため、謎解きを期待していると少し残念な気持ちになる ・渡来の喋り方が(キャラ設定上仕方ないが)読みにくく、読み進めるのにストレスがある。 理解力がない設定故かと思えば突然頭の回転が速くなったかのように喋るので、都合のいい動きをするためのキャラクターに思えてしまった。 ・自分自身がふとした時に死にたいと思ってしまうタイプの人間なため、各キャラクターの死に対する心情に寄り添うことが難しかった。 みんなそんな生い立ちとか精神状態で、なんで死にたいって思ったことないんだ。 死にたい、と人生で一度も感じたことない人にとっては面白い一冊になるのかも。
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- ネタバレ
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なんて掴みどころのない男! 話しているとイライラしそうだけど、口調がちょっと癖になる笑 犯人は想像できたけど、思ったより読みやすかったのでよかった。
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独特な文章なので最初は読みにくいかと思ったが、テンポの良さが心地よくクセになる。ほとんどの場面が会話か心の声で構成されており、情景描写はあまりなく、すごくセリフの多い会話劇を見ているような感覚になった。 わたらいけんやは独特なキャラクターで、一番の特徴は自分に対しても他人に対して...
独特な文章なので最初は読みにくいかと思ったが、テンポの良さが心地よくクセになる。ほとんどの場面が会話か心の声で構成されており、情景描写はあまりなく、すごくセリフの多い会話劇を見ているような感覚になった。 わたらいけんやは独特なキャラクターで、一番の特徴は自分に対しても他人に対してもとにかく正直であるということだろうか。馬鹿正直なキャラクターが出てくる物語はよくあるけれど、大抵の場合その正直さゆえ、多少無礼でも憎めず魅力的で、読んでいてスカッとするようなことが多いが、わたらいけんやはそうではない。正直すぎて失礼で、イライラさせられる。でも言ってることは一理あることも多く、もしかして気分を害している自分がの方がおかしいのかという気持ちになってくる。 会話の中でそれぞれの抱えている秘密や死んでしまったあさみとの関係性が明らかになっていくのが興味深く、最後まで飽きずに読めた。
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