商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2010/04/24 |
JAN | 9784101181400 |
- 書籍
- 文庫
わが友マキアヴェッリ(3)
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わが友マキアヴェッリ(3)
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わが友マキアヴェッリ 3 文庫版 フィレンツェ存亡 著:塩野 七生 新潮文庫 し 12 40 ISBN:9784101181400 出版社:新潮社 判型:文庫 ページ数:272ページ 定価:520円(本体) 発売日:2010年05月01日 3巻は、政治の第一線から退い...
わが友マキアヴェッリ 3 文庫版 フィレンツェ存亡 著:塩野 七生 新潮文庫 し 12 40 ISBN:9784101181400 出版社:新潮社 判型:文庫 ページ数:272ページ 定価:520円(本体) 発売日:2010年05月01日 3巻は、政治の第一線から退いたマキアヴェッリが、モノ書きとして生きていく姿を、そして、失意のうちに亡くなるまでを描く 時代は、ルネサンスの終焉にむかっていた。自由な、花の都、フィレンツェは、大国の飲まれて新しい時代へと移り変わっていくのを見るしかなかった マキアヴェッリは、君主論、政略論、戦略論などの硬派な著作に加えて、喜劇マンドラゴーラなども書いているのは驚きだ。 思うに、書記官という職業を精一杯生きて、突然の解任、苦しみ抜いて、君主論を書いて、新しい時代になったら、精一杯復職活動をしたら、敗れたら、それこそ、失意のまま亡くなっていく マキアヴェッリは、分かりやすく、まっすぐな生き方、うらやましい精一杯の生き方だとおもいます まさに、塩野七生がいうように、わが友マキアヴェッリでした。 気になったのは以下です。 ・もの書きには、読んでくれる人が一番なのである。 元書記官は去り、代わって作家が誕生したのであった ・宗教を敵にまわしてはならない。また、神と関係することすべては、敵にまわさないように心がけるべきである ・ある制度を維持したいと思えば、ときにはその制度の基本精神に反することもあえてする勇気をもたなければならない ・時代は、あきらかに、中央集権体制をとる大国の時代に突入していた。 歴史の動向を左右できる力は、それまでの都市国家、ヴェネツィアやフィレンツェやジェノヴァのような都市型の国家の手から離れ、フランス、スペイン、トルコ、イギリスのような、領土型の国家の手に移りつつあったのである 1巻目次 序章 サンタンドレアの山荘・500年後 第1部 マキアヴェッリは、なにを見たか 第1章 眼をあけて生まれてきた男 第2章 メディチ家のロレンツォ 第3章 パッツィ家の陰謀 第4章 花の都フィレンツェ 第5章 修道士サヴォナローラ 図版出典一覧 解説 佐藤 優 2巻目次 第2部 マキアヴェッリは、なにをしたか 第6章 ノンキャリア官僚初登庁の日 第7章 「イタリアの女傑」 第8章 西暦1500年の働きバチ 第9章 チェーザレ・ボルジア 第10章 マキアヴェッリの妻 第11章 わが生涯の最良の日 第12章 補佐官、マキアヴェッリ 第13章 1512年・夏 図版出典一覧 解説 佐藤 優 ★3巻目次 第3部 マキアヴェッリは、なにを考えたか 第14章 『君主論』誕生(1513-1515) 第15章 若き弟子たち(1516-1522) 第16章 「歴史家、喜劇作家、悲劇作家」(1518-1525) 第17章 「わが友」グイッチャルディーニ(1521-1525) 第18章 「わが魂よりも、わが祖国を愛す」(1525-1526) 第19章 ルネサンスの終焉(1527) 図版出典一覧 解説 佐藤 優
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マキアヴェッリは、何考えたのか、をテーマとした第3巻。 フィレンツェ政府から追われたマキアヴェッリであったが、祖国の自由のことを考えていた人であった。フィレンツェが大国に飲み込まれないように翻弄する彼であったが、力及ばずにフィレンツェは滅亡してしまう。そして、それとともに、イタリアルネサンスも終焉することに。 マキアヴェッリの最期は、祖国のために働いていたのに、祖国に振り向かれないということへの絶望で、病に罹ってしまったのが可哀想だった マキアヴェッリの一生を通じて中世のフィレンツェの歴史を学べて、しかも、過去の塩野七生先生との作品とも関わっているのもあってとっても良い作品だった
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指導者に必要な条件 ヴィルトゥ 才能、力量、能力 フォルトゥーナ 幸運 ネチシェタ 時代性、 歴史家、喜劇作家、悲劇作家は形容詞でもある 歴史的、喜劇的、悲劇的 イストーリコ、コミコ、トラージコ 理論家であって、実践の機会のない、あるいは実践家ではないマキアヴェリ。ルネサンス...
指導者に必要な条件 ヴィルトゥ 才能、力量、能力 フォルトゥーナ 幸運 ネチシェタ 時代性、 歴史家、喜劇作家、悲劇作家は形容詞でもある 歴史的、喜劇的、悲劇的 イストーリコ、コミコ、トラージコ 理論家であって、実践の機会のない、あるいは実践家ではないマキアヴェリ。ルネサンスと共に生きた。 ローマがバロック的なのは、イタリアのためなのとは。
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