商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2010/04/10 |
JAN | 9784163291406 |
- 書籍
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WORLD WAR Z
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WORLD WAR Z
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大傑作。全世界を舞台に、ゾンビとの人類滅亡をかけた世界大戦のあらましを、終戦から10年後の視点から描く500ページ超えの大作。 国連の調査官が世界中の生存者達に過去を振り返ってもらい、その聞き取り調査の結果をまとめて個人的に出版したもの、という形を取っている。本文の言葉を借りれ...
大傑作。全世界を舞台に、ゾンビとの人類滅亡をかけた世界大戦のあらましを、終戦から10年後の視点から描く500ページ超えの大作。 国連の調査官が世界中の生存者達に過去を振り返ってもらい、その聞き取り調査の結果をまとめて個人的に出版したもの、という形を取っている。本文の言葉を借りれば、公式な報告書からは削られた「人間的要素」が詰まった生々しい声の記録。 インタビューの対象は政治家、役人、軍人、医者などに留まらず主婦、引きこもり、果ては宇宙飛行士など多岐に渡る。 それぞれの立場、それぞれの視点から描かれる戦争。体験談は戦争の発端、拡大、終息へと時系列に連ねられている。それぞれのミクロな体験談が、次第にマクロな戦争の輪郭を少しづつ象っていく。この形式が新しい。じわじわと明らかになる戦争の全貌。一見無関係なエピソードも後に意外なところでリンクしてくるのが心憎い。 戦争そのものの政治的、軍事的な展開はリアリティに溢れ、時に楽観的に、だけど多くの場合は悲観的に進行していく。死なずに済んだ多くの命があった、と誰もが認めている。現実は「インデペンデンス・デイ」とは違う。そんな簡単に世界はまとまらない。現実にもこうなりうるだろう。 映画はだいぶ原作と違うらしい。ゲームはどうなんだろうか。気になる。
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個人の視点で世界的な出来事を描くのが面白い。終わり方がイマイチかな。あとご家庭に日本刀は置いてない。
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映画・ゲーム化もされた、ゾンビパニック小説です。 舞台は日本を含む全世界。 ゾンビとの戦争“world war Z”が終結してから10年後、生存者へのインタビュー形式で話が進みます。 スケールは地球規模ですが、戦時を語る個人の存在感がそれに勝り、不思議な面白さがある一冊。
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