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普通の家族がいちばん怖い 崩壊するお正月、暴走するクリスマス 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2010/03/27 |
JAN | 9784101305615 |
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普通の家族がいちばん怖い
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普通の家族がいちばん怖い
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商品レビュー
3.1
15件のお客様レビュー
時代が変われば考え方も変わるだろうし、育ってきた環境にもよるだろうし・・・って思いたいけど 私が-!私の-!っていう考え方ばかりでちょっとうんざりした。 そんなに自分が可愛いかって 親も楽しみたい気持ちはもちろん分かるけどこの本の書き方では子供のまんま親になっちゃった人が増えた...
時代が変われば考え方も変わるだろうし、育ってきた環境にもよるだろうし・・・って思いたいけど 私が-!私の-!っていう考え方ばかりでちょっとうんざりした。 そんなに自分が可愛いかって 親も楽しみたい気持ちはもちろん分かるけどこの本の書き方では子供のまんま親になっちゃった人が増えたような印象しか残らない。 この家庭が普通なのなら我が家は普通じゃない。
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サブタイトルは「崩壊するお正月、暴走するクリスマス」となっている。 『元日の朝ひとり菓子パンを食べる子供、大学受験生の息子にサンタクロースを信じさせる親。バラバラの「恣意」をリベラルな「自由」と錯覚する、ノリ重視の家族の実態とは…』 自分の家庭は、もしくは主婦としての自分は「...
サブタイトルは「崩壊するお正月、暴走するクリスマス」となっている。 『元日の朝ひとり菓子パンを食べる子供、大学受験生の息子にサンタクロースを信じさせる親。バラバラの「恣意」をリベラルな「自由」と錯覚する、ノリ重視の家族の実態とは…』 自分の家庭は、もしくは主婦としての自分は「ここまでひどくはない」と何度も思いつつも、 「私が楽だから」 「私が嫌いだから(または好きだから)」 「お節料理を作らない」 「お節は実家で食べる」などなど、 少なからず自分と重なる部分もある。 読み進めていくとどんどん自分が責められている気分になるが、著者もそれはよくわかってるようで、あとがきにてそうではないことを述べていた。 「日本の伝統行事や伝承…が衰退していることを嘆いたり戒めたりしている本ではありません。」 「…そうではなくて、クリスマスや正月の食卓、家族の過ごし方をよく見るとびっくりするようなことがたくさんあり、さらに見つめると、そこから今の日本の家族や社会の実態、変容がよーく見えてきて…」 これ以上書くと長くなるのでまた興味が沸いたら再読するとよい。
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岡田斗司夫が勧めていたので、紀伊国屋で注文して読んだ。日本では放っておくと「私」の感覚が絶対化され、等価交換が唯一の規範となる。世間から隔絶された環境ほどそうである。これは『オレ様化する子どもたち』と同様の観察、結論。山本七平が存命なら、こういう本に賞を与えただろう。
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