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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京美術 |
発売年月日 | 2010/04/05 |
JAN | 9784808708832 |
- 書籍
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すぐわかる日本の書
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すぐわかる日本の書
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商品レビュー
3.3
5件のお客様レビュー
中国の流れを汲んで始まった日本の書道史の話である。途中まで、美しい文字の数々が並んでいるのを見てはうっとり。頁を繰ると、織田信長、千利休、松尾芭蕉??私は勘違いしていたのである。そもそも用の美を嗜む日本では、書道が芸術と認定されたのはごく最近のこと。私は、書について、「美しい」ま...
中国の流れを汲んで始まった日本の書道史の話である。途中まで、美しい文字の数々が並んでいるのを見てはうっとり。頁を繰ると、織田信長、千利休、松尾芭蕉??私は勘違いしていたのである。そもそも用の美を嗜む日本では、書道が芸術と認定されたのはごく最近のこと。私は、書について、「美しい」または「美しくない」の一次元的思考であった。しかし、よく考えてみると、書道とは元々伝達手段として必要に迫られたから始まったもの。それが変化して芸術に昇華されたという前提を忘れてはならないと感じた。
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『すぐわかる中国の書』がすぐわかったので、すぐわかるかと思って『すぐわかる日本の書』も読んでみたのだが、すぐわからなかった。 隋唐時代に日本に到来した漢字は平安期に日本独自の文字である仮名として成立するわけだが、これが近年では使われない変体仮名と連綿のせいでまったく読めない。か...
『すぐわかる中国の書』がすぐわかったので、すぐわかるかと思って『すぐわかる日本の書』も読んでみたのだが、すぐわからなかった。 隋唐時代に日本に到来した漢字は平安期に日本独自の文字である仮名として成立するわけだが、これが近年では使われない変体仮名と連綿のせいでまったく読めない。かな書道を勉強すると読めるようになるというのだが、本当だろうか…。その後、鎌倉時代に宋の影響を受けた墨跡、江戸期の御家流と呼ばれる和洋 + 明の影響を受けた唐様を経て、近年は平安の上代様に回帰するといったように行きつ戻りつが激しいのも「すぐわからない」理由の一つ。夏目漱石や西郷隆盛、副島種臣(蒼海)らも書作品を残しているなど、明治期までは書が非常に身近なものであったことが判る。
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“墨の濃淡、線の太細、余白とのバランス、筆選びのリズム-。名筆から、書の面白さが見えてきます。空海・三筆・三蹟・一休・光悦・良寛・漱石らの名品をオールカラーで、具体的に解説。”―内容紹介より。 【第一章 日本の書の黎明期】―文字の伝来から日本独自の書風の萌芽まで 【第二章 ...
“墨の濃淡、線の太細、余白とのバランス、筆選びのリズム-。名筆から、書の面白さが見えてきます。空海・三筆・三蹟・一休・光悦・良寛・漱石らの名品をオールカラーで、具体的に解説。”―内容紹介より。 【第一章 日本の書の黎明期】―文字の伝来から日本独自の書風の萌芽まで 【第二章 和様書の完成と仮名の展開】―日本独自の書風の確立とその多様な展開 【第三章 流派書道と墨跡の展開】―和様書の類型化と宋・元新書風の流入 【第四章 個性あふれる書の展開】―書の担い手の多様化と表現の広がり 【第五章 唐様と和様の二極分化】―江戸時代の二大潮流と現代書道への胎動
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