商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2010/03/23 |
JAN | 9784093881142 |
- 書籍
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たんぽぽの日々
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たんぽぽの日々
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商品レビュー
4.5
37件のお客様レビュー
友人からいただいた本。1時間程度で読み切れる内容。読み終わった時にはなんだか気持ちがほんのり温かくなるような、ほっこりするような感覚になった。また、同じ子を持つ親として激しく共感する部分も多く読んでて自分の気持ちを代弁してくれているような気にもなれた。 この本の中で好きな短歌は...
友人からいただいた本。1時間程度で読み切れる内容。読み終わった時にはなんだか気持ちがほんのり温かくなるような、ほっこりするような感覚になった。また、同じ子を持つ親として激しく共感する部分も多く読んでて自分の気持ちを代弁してくれているような気にもなれた。 この本の中で好きな短歌は 「たんぽぽの綿毛を吹いて見せてやる いつかお前も飛んでゆくから」 我が子よ、いつかお前も親元を離れて風に乗ってどこか遠くに行くのだろう。それまでは親子楽しく、共に豊かに生きていこうじゃないか。 と、今隣で寝ている2歳の我が子に語りかける。
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何となく図書館で借りたのにじんわりしみた。 この本の1番目の歌 機嫌のいい母でありたし 無農薬リンゴひとかけ摺りおろす朝 離乳食を作っている場面との事。 こどもの環境を考えるとき、大事なことはさまざまあるだろうけれど、「おかあさんの機嫌がいい」というのが、一番ではないだろうか...
何となく図書館で借りたのにじんわりしみた。 この本の1番目の歌 機嫌のいい母でありたし 無農薬リンゴひとかけ摺りおろす朝 離乳食を作っている場面との事。 こどもの環境を考えるとき、大事なことはさまざまあるだろうけれど、「おかあさんの機嫌がいい」というのが、一番ではないだろうか。 と書かれていた。 これがホント難しい。 改めて機嫌良く接したいと思った。
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俵万智さんの子育て歌集。 一つ一つの歌にその歌ができた背景がエッセイとして書かれています。 この歌集を読むと俵万智さんのとてもいいお母さんぶりがうかがえます。 その例として、歌はありませんが「あとがき」からお母さんぶりを引用します。 (前略) 「もしかしたら、幼稚園のお友だち...
俵万智さんの子育て歌集。 一つ一つの歌にその歌ができた背景がエッセイとして書かれています。 この歌集を読むと俵万智さんのとてもいいお母さんぶりがうかがえます。 その例として、歌はありませんが「あとがき」からお母さんぶりを引用します。 (前略) 「もしかしたら、幼稚園のお友だちとは、だんだん会わなくなるかもしれないけど、お友だちだったことは消えないんだよ。お別れするのが寂しいような、いいお友だちに会えて、よかったね。会えたことの積み重ねの上に、今の自分も、これからの自分もいるんだよ」 そんなことを、ゆっくり話してやると、息子は涙をぽろぽろこぼしていた。はじまったばかりの人生で、これが初めての、意識する「別れ」なのだなあと思う。 (後略) 特に気に入った歌を以下に載せます。 ○たんぽぽの綿毛を吹いて見せてやるいつかおまえも飛んでゆくから ○自分の時間ほしくないかと問われれば自分の時間をこの子と過ごす ○あの赤い花がつつじでこの白い花もつつじと呼べる不思議さ ○みどりごと散歩をすれば人が木が光が話しかけてくるなり ○ぶらんこにうす青き風見ておりぬ風と呼ばねば見えぬ何かを ○ぼくの見た海は青くなかったと折り紙の青持ちて言うなり ○子の声で神の言葉を聞く夕べ「すべてのことに感謝しなさい」
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