商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京大学出版会 |
| 発売年月日 | 2010/03/02 |
| JAN | 9784130331005 |
- 書籍
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日本政治思想史
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日本政治思想史
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商品レビュー
4.1
13件のお客様レビュー
「明治維新を生んだのは「尊皇思想」だったのか」 https://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51903222.html
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江戸時代から明治時代半ばまでの日本政治思想史を概観。儒学を基軸に、徳川政治体制や「日本」という意識、当時のジェンダー規範などの社会全体の思想的背景を解説するとともに、伊藤仁斎、新井白石、荻生徂徠、安藤昌益、本居宣長、海保青陵、福沢諭吉、中江兆民といった政治思想家を取り上げている。...
江戸時代から明治時代半ばまでの日本政治思想史を概観。儒学を基軸に、徳川政治体制や「日本」という意識、当時のジェンダー規範などの社会全体の思想的背景を解説するとともに、伊藤仁斎、新井白石、荻生徂徠、安藤昌益、本居宣長、海保青陵、福沢諭吉、中江兆民といった政治思想家を取り上げている。 骨太だが丁寧な内容で、当該時期の日本の政治思想史の流れ、ひいては政治・社会体制について理解が深まった。特に、当時の思想的基盤であった儒学や朱子学の考え方について懇切に解説されていて勉強になった。 取り上げられた政治思想家については、教科書で名前と概要を知っているくらいの人物が多かったが、彼らの生涯や思想のエッセンスを知ることができ、興味深かった。とりわけ海保青陵のプラグマティックな思想に感心した。また、不人情な拝金主義との批判もあるとのことだが、個人の独立や議論を重視しつつ、自分を含めた一切の相対化を説く福沢諭吉の思想に個人的に惹かれるものがあった。
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「あとがき」によれば、「本書は、この主題に関心はあるがその専門の研究者ではない、その意味で「一般」の読者のために、十七・十八・十九世紀の簡略な通史を提供することをめざして書いた」と本書のねらいが説明されています。このことば通り、江戸時代の思想史を中心に、最後は明治時代の福沢諭吉と...
「あとがき」によれば、「本書は、この主題に関心はあるがその専門の研究者ではない、その意味で「一般」の読者のために、十七・十八・十九世紀の簡略な通史を提供することをめざして書いた」と本書のねらいが説明されています。このことば通り、江戸時代の思想史を中心に、最後は明治時代の福沢諭吉と中江兆民の思想にいたるまでがたどられています。 ただし、タイトルは「日本政治思想史」となっていますが、主要な思想家たちの思想内容だけをとりあげた本ではありません。近世日本社会の実態と、宋学を形成した朱熹の生きた時代の中国社会とのあいだには、無視することのできない大きなちがいがありました。著者はそのちがいを押さえたうえで、日本の儒学者たちがそれぞれどのようなしかたで両者のあいだに横たわる矛盾を克服しようとしてきたのかということを解説し、さらに近世の後期から明治時代にかけて、日本社会の実態にそくした思想がかたちづくられていった経緯をたどっています。 なかでも、ペリーの浦賀来航を端緒として、開国と攘夷をめぐる激しい議論が日本において展開されていったことについて、思想家たちが普遍的な道理を追求するがゆえにこの問題にかかわらざるをえなかったことに目が向けられていることが、興味深く感じられました。従来の概説書などでは、横井小楠や佐久間象山が儒学的教養にもとづいて西洋の技術をとり入れるべきだと主張したことがとりあげられていましたが、本書ではこれらの出来事よりいっそう深い意味で思想的な事件だったことが明らかにされているように思います。
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