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ボクハ・ココニ・イマス 消失刑
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ボクハ・ココニ・イマス 消失刑

梶尾真治【著】

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ボクハ・ココニ・イマス 消失刑

1,870

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2010/02/20
JAN 9784334926960

ボクハ・ココニ・イマス

¥1,870

商品レビュー

3

29件のお客様レビュー

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2024/07/15

梶尾さんを読むのは初めてなのであまり色々言うのもなんですが、設定と発想だけで押し切ってしまっているという印象を受けました。ここのところはどうなるのだろうと疑問に思っていた点などが最期まで不明瞭〜ということもあり、若干もやもやが残りました。ですが、設定や緊迫感は続きを早く読みたくさ...

梶尾さんを読むのは初めてなのであまり色々言うのもなんですが、設定と発想だけで押し切ってしまっているという印象を受けました。ここのところはどうなるのだろうと疑問に思っていた点などが最期まで不明瞭〜ということもあり、若干もやもやが残りました。ですが、設定や緊迫感は続きを早く読みたくさせ、大変読みやすい本でした。

Posted by ブクログ

2017/07/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

バニッシング・リングの残時間表示が止まってしまうあたりまでは、「消失刑」による主人公の孤独もよく描かれていたのだけれど、そこからラストまではそれまでとのストーリーの方向がまったく変わってしまった感じがした。 テレパシー(?)で知り合った女性に恋心を抱くというのも唐突な感じ。 唯一やり取りができる存在だからって、そんな風に思うものなのかなあ。 また、センターが急になくなってしまったことや、イズミという少女にはなぜ主人公の姿が見えたのかが語られないままだったのも不満。 ラスト付近で地面に文字を書くシーンがあったが、それにはなぜリングが反応しなかったのか。 それまでは、確か意志をもって文字を書くとリングが首を絞めていたのに…。 「消失刑」という設定がおもしろかったので、もう少し丁寧に描いてほしかったところ。 文章の店舗と熊本市内の描写がリアルで迫ってくる分だけ、余計に残念だった。

Posted by ブクログ

2016/05/18

知人女性を助けようとして傷害事件を起こしてしまった『浅見』は、刑事事件が短縮されると言う『消失刑』のサンプルになる。 現在試行段階にある消失刑とは、特殊なリングを首に嵌めることにより他人の目に映らなくなる。さらに、禁止事項をしようとすれば、リングが収縮して首を絞めるというものだっ...

知人女性を助けようとして傷害事件を起こしてしまった『浅見』は、刑事事件が短縮されると言う『消失刑』のサンプルになる。 現在試行段階にある消失刑とは、特殊なリングを首に嵌めることにより他人の目に映らなくなる。さらに、禁止事項をしようとすれば、リングが収縮して首を絞めるというものだった。 孤独に耐え、ようやく刑期も終わりを迎えるが、リングが外れないという危機に陥る。 刑期が短くなる上に、自宅で過ごすことができるなどの利点(受刑者側)はあるが、他者や情報には一切かかわることができない。さらには認識されないゆえの危険などなど・・・。初めに思ったのは、本を読むこともできないのは辛すぎるということ。刑務所内では許されてるよね?発信は出来なくても、取り込む分にはいいじゃん!と。 装着者の思考を読み取れるほどの技術がありながら、管理がずさん過ぎる。常に場所を把握できるのに、死んでもほっとくとか・・・。いや、あの流れで行くと、それも計画(何の?)内なのだろうか?等々の疑問は解決されず。 他人とのかかわれない孤独がテーマなので、そちらは、まあいいかってとこなのだろうけど、気になってしまって。主テーマの方も、流れは強引だし、表面的かなって気が。

Posted by ブクログ

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