商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2010/01/30 |
JAN | 9784104001101 |
- 書籍
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無敵のソクラテス
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無敵のソクラテス
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商品レビュー
4.1
8件のお客様レビュー
死とは何かが分からないから、恐れることはない。 その代わりに死とはどういうことか考える。 哲学すると死ぬことなんかどうでもよくなる。 この境地には一生到達できそうもありません。 だからこそ考え続けるのですが。 クサンチッペの言葉が痛快でした。 「社会動かしてるのが男なら、その...
死とは何かが分からないから、恐れることはない。 その代わりに死とはどういうことか考える。 哲学すると死ぬことなんかどうでもよくなる。 この境地には一生到達できそうもありません。 だからこそ考え続けるのですが。 クサンチッペの言葉が痛快でした。 「社会動かしてるのが男なら、その男を動かすことこそ女の技量ってもんよ。」
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夏休みなのでビジネスを離れた本を読もうと思い、以前購入してそのままになっていた分厚い本書を選んだ。哲学、特にソクラテスの考え方に関して本人がいろいろな人々と議論する形で紹介している。悪妻といわれたクサンチッペや弟子のプラトンも次々に登場して言いたい放題。政治や選挙、IT、ベストセ...
夏休みなのでビジネスを離れた本を読もうと思い、以前購入してそのままになっていた分厚い本書を選んだ。哲学、特にソクラテスの考え方に関して本人がいろいろな人々と議論する形で紹介している。悪妻といわれたクサンチッペや弟子のプラトンも次々に登場して言いたい放題。政治や選挙、IT、ベストセラー本、男女差別、愛国心などで議論されていることをとりあげてはその矛盾点などを次々に暴いて行く。最終的には自分で考えること、知らないことを知りたいと思うことの重要性を述べていると思われるが、この思考法というか、本質に辿り着こうとする考え方は役立ちそうだ。でも、実際に使ったら煙たがられるだろうな。 キリストが云ったことはキリスト教になったが、ソクラテスが云ったことはソクラテス教になっていない。神様云々ではなく自分がどう生きるかということが中心だからかな。
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哲学とは。かんがえること。 そんなシンプルなメッセージが、分かりやすく面白く伝わってサクサク読めます。 全編、ソクラテスとの対話形式で、あるテーマについて語られています。 ソクラテスの妻であるクサンチッペとの対話は特に面白いです。悪妻として名高い彼女はソクラテスやテーマに容...
哲学とは。かんがえること。 そんなシンプルなメッセージが、分かりやすく面白く伝わってサクサク読めます。 全編、ソクラテスとの対話形式で、あるテーマについて語られています。 ソクラテスの妻であるクサンチッペとの対話は特に面白いです。悪妻として名高い彼女はソクラテスやテーマに容赦ないツッコミを入れていきます。 そのツッコミは、私たちが疑問に思うことを代弁してくれてるような設定になっているので、まるで自分がソクラテスと会話してるかのような感覚にもなります。 哲学入門には、オススメの本です。
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