商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2010/01/30 |
JAN | 9784087713343 |
- 書籍
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楊令伝(12)
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楊令伝(12)
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商品レビュー
3.9
20件のお客様レビュー
あーそうかー俺鮑旭のこと好きだったんだなー ありますよねそういうことって いなくなって初めてその人の大切さに気付くってこと そんな淡い恋の想い出にも似た『楊令伝』巻の十二です 「平凡」それが『北方水滸伝』『楊令伝』に於いて鮑旭に与えられた役割でした 胸のすく活躍を見せる豪傑...
あーそうかー俺鮑旭のこと好きだったんだなー ありますよねそういうことって いなくなって初めてその人の大切さに気付くってこと そんな淡い恋の想い出にも似た『楊令伝』巻の十二です 「平凡」それが『北方水滸伝』『楊令伝』に於いて鮑旭に与えられた役割でした 胸のすく活躍を見せる豪傑たちの中で、特に武勇に優れるわけでもなく、指揮官としても目の醒めるような活躍があるわけでもなく 鮑旭のターンの記述は一頁で終ってしまうような存在でした だけどね、『北方水滸伝』を読んでいる読者の多くは「平凡」な人生を生きる普通の人たちなんです みんな鮑旭なんです そして鮑旭のように大切な人がいて、守りたい人がいるのです そして守りたい人のために最後に華々しく散った鮑旭 ありがとう 最後に鮑旭に「平凡」とはかけ離れた「死に様」を与えてくれて 鮑旭のように生きることで悔いのない人生を送ることができると教えてくれて
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- ネタバレ
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水滸伝から闘い続けた同志たちが、死んでいく。先に行った豪傑たちにも引けを取らない、格好良い死に方で。涙なしでは読めない12巻。 「走ることが、俺の人生さ」 水滸伝、双頭山まで走り抜けた王定六がまず食って、それから寝る。そう決めていた。楊令伝でも、眠るだけでいい。いや、飯を食わなければならない。そう言っていたの。お父さんの仇のため、そして梁山泊のみんなのため、走り続けた男……格好良い。(12巻を読み始める前に、水滸伝7巻、王定六の登場を読んでいた。奇跡のマッチング、2回目) 李媛ちゃん、まじめで志に真っ直ぐで一生懸命で、でもそんなところを少し疎ましく思われてる、昔の呉用を見ているみたい。そんな李媛ちゃんを黙らすために自分の命を使った杜興。李家の執事やもんね。盧俊義といい、自分の死すら無駄にしないその生き方は、苦しいけど、必要なものなんだろうな。スーパー執事、スーパー爺様、杜興。ありがとう。 そして、鮑旭。非凡な豪傑たちの中で平凡を貫き続けることは非凡なこと。誰よりも兵を殺さなかった鮑旭。たった一人守りたい人、それが自分の子供や兄弟、愛する人ではなくて、「待っている人がいる同僚」なのが泣ける。子午山に行く前、身寄りもいない鮑旭を魯智深が救った。そんな鮑旭が、血縁のない人のために命を使う姿を見届けられて良かった。 これから梁山泊はどうなるのか!あと3巻!!! 水滸伝の再読を止めて、楊令伝を突っ走ろうと思います!!!!!ビバ!楊令伝!!!
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図書館で借りた。 楊令伝、水滸伝からの流れで読んでるけど、いいなあ。 童貫戦の後がどうなることやらと思ったけど、まだまだ熱く読んでいける。 個人的にはテキ成が李キっぽくていいなあ。 王定六の最期、秦容の凄さ、よかったなあ。
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