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平原の町 ハヤカワepi文庫
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平原の町 ハヤカワepi文庫

コーマックマッカーシー【著】, 黒原敏行【訳】

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平原の町 ハヤカワepi文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2010/01/25
JAN 9784151200588

平原の町

¥1,166

商品レビュー

4

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2026/04/29
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「すべての美しい馬」のジョン・グレイディ・コール、「越境」のビリーが「平原の町」では同じ牧場で働いている。 「越境」でのビリーは世捨て人のような、世界に背を向けようが何をしようが、お構いなし、という感じだったが、ここではジョンの兄貴分として、大人になっている。 「すべての美しい馬」のジョンはどう生きるべきなのか、世界にもまだ淡い期待を持っていたように見えた。ここでもそれは変わらない。 そしてジョンは娼婦に恋をする。意味を持つ世界を信じるジョンは娼婦に入れ込み、結婚を申し込む。 ビリーをはじめ、誰もが諦めるようにジョンを説得するが、ジョンは聞かない。 ジョンにはなんとかなる、という淡い期待がある。普通、これを”若さ”として描くのだろうが、マッカーシーは”狂ってる”若者として描く。 やがて、娼婦は殺され、ジョンは死ぬ。 これを単なる愛憎劇と見ることもできる。 だが、生き方を変えられない、自分の物語に縛り付けられた人間の姿にも見える。 過去も未来も、そして歴史の中でも、人は物語を作り続ける。
夢の中でも。 それが人間なのかもしれない。 だが、それを“生きている”と呼べるのかどうかはわからない。 人は人の言葉でしか世界を語れない。 それでも世界は動き続ける。

Posted by ブクログ

2026/02/20

国境三部作の完結編。『すべての美しい馬』のジョン・グレイディがふたたび登場し、『越境』のビリー・パーハムとともに物語を織り成す。前二作と比べると前半部分は退屈な感が否めないが、後半からぐっと物語は面白みを増す。 本作品は純愛物語であり、マグダレーナに対するジョンの破滅的な愛の物語...

国境三部作の完結編。『すべての美しい馬』のジョン・グレイディがふたたび登場し、『越境』のビリー・パーハムとともに物語を織り成す。前二作と比べると前半部分は退屈な感が否めないが、後半からぐっと物語は面白みを増す。 本作品は純愛物語であり、マグダレーナに対するジョンの破滅的な愛の物語であり、エドゥアルドの歪んだ愛の物語でもある。理不尽かつ原初的な情感が漂うメキシコで過酷ながらも美しい情景を紡ぐ。エピローグのビリーの物語はやや意外(唐突感?)なものだが、アウトローの終わりを告げる物語として相応しいものかもしれない。荒々しくもロマンティックな時代の終焉に浸れる傑作の三部作であった。

Posted by ブクログ

2026/01/01

コーマック・マッカーシーの「平原の町」を読み終える。 国境三部作「すべての美しい馬」「越境」そして「平原の町」。 平原の町では、前に2作では交わることのなかったジョン・クレイディとビリー・バーハムがともに出てきて、読み手としてはとてもうれしくもあったが、その結末は辛いものとなる。...

コーマック・マッカーシーの「平原の町」を読み終える。 国境三部作「すべての美しい馬」「越境」そして「平原の町」。 平原の町では、前に2作では交わることのなかったジョン・クレイディとビリー・バーハムがともに出てきて、読み手としてはとてもうれしくもあったが、その結末は辛いものとなる。 哲学的でかつ人生の憂いを深く感じさせる小説だった。

Posted by ブクログ

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