商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2010/01/25 |
JAN | 9784000224994 |
- 書籍
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がん患者、お金との闘い
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がん患者、お金との闘い
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商品レビュー
4.1
19件のお客様レビュー
本当に読んで良かった。家族が、自分が、自分のために、家族のために経済的な負担を理由に治療をやめたいと言われたら、言ったら、どう返されるのだろう、どう返せばいいのだろう。 命の値段。確かにその薬代が払えないのは、その人の命の値段である。
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癌は2人に1人罹る時代。 ある患者の高額な治療費を前に「生きてていいのかな。」と言う言葉に胸が詰まる。 癌にかかるお金との闘いを、ある患者とその家族を中心に、テレビ取材班により綴られている。
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「がんは万が一ではなく、二分の一」とCMでよく目にするものの、心のどこかで「でも自分は大丈夫なはず…」と勝手に罹患しない理由をいくつも並べたてて他人事にしようとしてしまいます。 身内で高齢者以外でがんにかかった人はいない、健康診断は毎年及第点だし… でも、金子さんはじめこの本に...
「がんは万が一ではなく、二分の一」とCMでよく目にするものの、心のどこかで「でも自分は大丈夫なはず…」と勝手に罹患しない理由をいくつも並べたてて他人事にしようとしてしまいます。 身内で高齢者以外でがんにかかった人はいない、健康診断は毎年及第点だし… でも、金子さんはじめこの本に出てこられる方も「まさか自分が」。 がん患者をとりまく現状を変えたい、変えねばと強く願う訴えの言葉には、「なぜ自分が?」という無念さも含めて様々な思いが込められているように感じられ涙が溢れました。 タイトルには「お金との闘い」とありますが、家族との気持ちの共有や余命宣告との向き合い方など他の面での闘いも強いられるのだと感じました。 完治するかわからない、再発のおそれもある、治療のゴールが見えづらい…そんな状況で家計を逼迫するほどの治療費を充てていいのか。 極端に言えば、生きていていいのか。 そこまで追いつめられるものだとは恥ずかしながら想像できていませんでした。 「命に値段はつけられない」と言えど、突き詰めれば使える医療費に差が生じてしまうということはそこで値段がつけられているとも言える。 これまでこんなこと考えることがなかったから、もどかしさと悔しさが押し寄せてきました。 事務的な話では、通院治療にかかるがん保険でのカバー力の弱さ(入院後の一年間のみカバーとか、そもそも入院のみ保障のものも多い)、高額医療費の精算タイムラグ、障害年金受給についてなど知っておくべきことも多く紹介されていました。 この本が出てから10年近くたつので制度等の現況についてはあらためて調べる必要がありますが、自分の加入しているがん保険に入院保障しかないことは判明。
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