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塩の街 自衛隊三部作 角川文庫
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塩の街 自衛隊三部作 角川文庫

有川浩【著】

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塩の街 自衛隊三部作 角川文庫

733

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2010/01/22
JAN 9784043898039

塩の街

¥733

商品レビュー

3.9

1387件のお客様レビュー

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2026/02/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

突如降ってきた塩の塊の影響で、世界中で人が塩になってしまう病気が蔓延する世界の話。 愛する女性を守るために世界を救いに行く自衛官と、そんなことしなくて良いし世界が滅んでも良いから無事でいて欲しいと願う女子高生の話。 男は、女は、といったステレオタイプでも良く語られているやつ。 子供扱いされたくない女の子の心情、年下のパートナーと恋愛をする時の、年の差ゆえに自分が置いていかれてる双方の感情、子どもだからこそ周りが見えていない状態からの、それに気づいていく過程の描写、失うものは何も無い合理主義でサイコパス味のある男性の心理描写、自分のことが結局大事だから他者に心無い言葉を浴びせてしまう、そんな自分に気づいて嫌気がさすという強い女性、などなど。繊細な心理描写が多くてそれも素敵だった。いろんな角度から色んな視点で地の文が書かれていて面白かった。

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2026/02/07

塩害という見えないものにおびえる世界観はコロナ禍のことを思い出す。 滅亡に向かっていく世界で互いを思い合う秋葉と真奈の姿にグッとくる。

Posted by ブクログ

2026/01/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

有川ひろ『塩の街』読了 読んでいる間はこれがデビュー作だとは知らなかった! 登場人物の感情が細かく描かれている作品だなと思った。 物語の設定自体は現実離れしていて、「そんなことある?」と思ってしまう部分も正直あった。けれど、意図も簡単に、ほんの一瞬で世界は変わってしまうのだと考えると、その怖さや無力感には妙に納得がいった。もし自分の身に起きたら、と想像すると現実味が増して、ついのめり込んで読んでしまった。(3時間ぐらいで一気に読んじゃった) 特に印象に残っているのは、物語の冒頭で語られる、海を目指す青年のエピソード。一見すると感動的な話なのに、同時に「どうしようもない女だな!」と思ってしまう自分もいて、その感情が不思議だった。でも、それでもなお彼女のために命をかけられるほどの想いを持てることに、人間ってすごいなとも感じた。 読み終えたあと、自分が何かを選んだり動いたりするとき、その“きっかけ”は何なんだろうと考えさせられた。極限の状況でこそ見えてくる感情や行動の理由が、この物語には詰まっていたように思う。 ★印象に残ったフレーズ ・でも、ホントに俺たち結構幸せだから。こんなことでもなかったら俺たち自分の気持ちに気づかなかった。こんなことになっても、気持ちが通じないままで別々の道を歩くより幸せだったって、負け惜しみじゃなくてそう思えるんだ。わがままかもしれないけど、身勝手かもしれないけど--俺たちが恋人同士になるために世界はこんな異変を起こしたんじゃないかって、そう思うんだよ。 ・世界とか、救ってみたくない? ・だが、少なくとも自分が手を伸ばす自由はある。手は動くのだ、自分が伸ばそうとさえ思えば。たとえ、それが届かなくても。

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