商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
| 発売年月日 | 2010/01/22 |
| JAN | 9784043898039 |
- 書籍
- 文庫
塩の街
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塩の街
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商品レビュー
3.9
1400件のお客様レビュー
塩の結晶が飛来してきた日本で、人が塩化して滅亡していく物語。 その中で描かれる自衛隊員秋庭と少女真奈の大恋愛。 友人に勧められていつか読もうと思っていたが機会がなく読めていなかった。 先日ブックオフを見たらちょうど3部作が揃っていたので、まとめ買いをした。 世界を救う代わりに...
塩の結晶が飛来してきた日本で、人が塩化して滅亡していく物語。 その中で描かれる自衛隊員秋庭と少女真奈の大恋愛。 友人に勧められていつか読もうと思っていたが機会がなく読めていなかった。 先日ブックオフを見たらちょうど3部作が揃っていたので、まとめ買いをした。 世界を救う代わりに恋人を捨てるか。 世界を捨てる代わりに恋人を救うか。 究極の二択。 この想いだけでこのボリュームの小説を書き上げる作者にも尊敬。 そして、恥ずかしながら初めて作者が女性だと知る(今までごめんないさい…)。 ーーー 印象に残ったのは野坂と正の結婚までのいきさつ。 「楽だから結婚をする特段の理由もない」状態から、塩害という危機をきっかけに死ぬまで一緒にいたいという自分の想いに気づき、結婚を決める。 20代後半なんかは特にこの状態の人も多いのかと勝手ながら思った。 人は思っているほど察しは良くないし、想いは言葉にしないと伝わらない。 -地球が滅びる直前まで、人々は恋をしていた- 恋人を助けるついでに地球を救ったというのが順序としては正しいが、すなわち恋は地球を救うと言っても間違いではないのかも?と思った。 長々と書いてしまったが、とにかく最高でした! 地球滅亡の危機の中での大恋愛、胸を打たれまくりました。
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序盤のSF要素は面白かった。ただ、そのあとはちょっと飽きてしまった。主人公の真奈が真っ直ぐすぎて、ちょっと自分には合わないなと思ったし、恋愛模様も男が書いた理想像だなと感じてしまった。
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- ネタバレ
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✶印象に残った言葉✶ 「誰もいなくなっても__毎日。世界中のすべての人がいなくなっても。海も空も太陽も、誰かに見せるために朱に染まるのではない。綺麗な景色に意味などなく、それはただ綺麗というだけのことだ。美しいと誉めそやすのは見ている側の勝手な評価で景色は美しくあろうとして美しいわけではない。」 「元々世界なんかお前が思ってるより適当でいい加減なもんだぞ。」 「何とかなるのかどうかは分からない。だが、少なくとも自分が手を伸ばす自由はある。手は動くのだ、自分が伸ばそうとさえ思えば。たとえ、それが届かなくても。__恋は恋だ。」 「誰かを片側から思う時間は苦しくて楽しい。あの人はこちらを振り向いてくれるだろうか、笑ってくれるだろうか、自分をどう思っているだろうか、自分があの人を好きなように、あの人も自分を好きになってくれるだろうか。その人の仕草、言葉、表情__すべての端々に一喜一憂して、一喜一憂することが苦しくて、楽しい。いつか想いが叶うといいなんて夢をあてどなく見ながら。」 「きっと、最後の瞬間まで恋をしていた人たちはいっぱいいる。そのうちの一つの恋が、世界を救ったのだ。世界を救うなんて大上段な使命感ではなく。 ただ好きな人を守りたい、という願いがきっと一番強いのだ。きっと世界を守りたいなんて思って世界を守る人はいない。好きな人がこの世界にいるからだ。好きな人を守りたくて、守り切ったらついでに世界も救っていた。きっとそんなものだったのだ、この世界が救われたのは。」 「寒いと思っただけで温めにくる恋人とはたぶんいろんな呼吸が合っているし、愛されているとも思う。」
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