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傷を愛せるか
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傷を愛せるか

宮地尚子【著】

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傷を愛せるか

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 大月書店
発売年月日 2010/01/20
JAN 9784272420124

傷を愛せるか

¥2,200

商品レビュー

4.2

26件のお客様レビュー

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2024/09/03

アメリカ時代に旅のように訪れた町での描写、見た映画の印象からの考察など興味深いエッセイの数々。どのような体験、経験でも、意味やその問題点に寄り添ってこちらの考えを修正したりする。その自由で柔らかい発想になるほどなるほどと思いながら読了。

Posted by ブクログ

2024/06/03

https://lib-opac.smt.city.sendai.jp/winj/opac/search-detail.do

Posted by ブクログ

2023/10/15

余計なことをせず、ただ見守り続けることもまた、難しい。そして苦しい。 何もできなくても、見ているだけでいい。何もできなくても、そこにいるだけでいい。 それでもいいよ。急がないで。ずっと見ているから。 人ごとだからこそ自分の判断を停止させる行為は、人ごととしてごまかし続けることから...

余計なことをせず、ただ見守り続けることもまた、難しい。そして苦しい。 何もできなくても、見ているだけでいい。何もできなくても、そこにいるだけでいい。 それでもいいよ。急がないで。ずっと見ているから。 人ごとだからこそ自分の判断を停止させる行為は、人ごととしてごまかし続けることから一番遠いとおもう。 誰かが自分のために祈ってくれるということがどれほど心を動かすものなのか。純粋に心から誰かに自分の幸せを願ってもらうということ、その事実と時間がどれほど「有り難い」ことか、そして勇気づけられることか。 忘れていた力を思い出し、自分をもう一度信じてみるためには周囲の人ひどとのつながりが欠かせない。 人にしろ物にしろ、変化が起こるとき、閉じながら変わっていく場合と、開きながら変わっていく場合がある。変わるときというのは、変化にほとんどエネルギーや注意を費やさなければならない。そのため、外からの攻撃に対して無防備になる。だから、変わるときには閉じなければいけないのだ。さなぎが蝶になるとき、繭にこもらなければならないように。 開きながら変わっていくというのは、誰かと会う、どこかに出かける、新しい学校や職場に入っていく、異国に住む、これまでにしたことのない体験にチャレンジしてみる。そんなとき、人は開かれている。異質なものが自分の中に入り込み、同時に自分の中から何かが出ていき、つながりが生まれ、心身を構成する要素が入れ替わり、構成を変えていく。 本当に実力がある人は、競争に勝とうと思ってやっているのではなくて、やりたいことを自分のスピードに合わせてやっていたら、いつの間にか勝っているのかもしれない。 誰も関心を持たないけれど、自分にとっては不思議でたまらないという疑問を抱えているなら、ぜひそれを大切にした方がいい。 楽しくなければ続かない。 過去を受け入れ、同時に未来への希望を紡ぎ続けるには、ほどほどの無力感=宿命論と、ほどほどの万能感=因果論を抱え込むことが必要なのだ。両方を共存させ、納得しやすいほう、生きていくのが楽になるほうを、そのときどきで都合よく使い分けることが重要なのだ。 自分の弱さを認め、「鎧」を外し、肩の力を抜き、自然体でいられるほうがむしろ強くて、魅力的だともいえる。 怖がるのは全然悪いことじゃない。

Posted by ブクログ

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