商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2009/12/24 |
JAN | 9784043901029 |
- 書籍
- 文庫
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商品レビュー
2.8
15件のお客様レビュー
なんなんだこの本は。そして作家は。 国語の先生が読んだら 顔を真っ赤にして書き直しを命じるような、 独特という言葉では言い表せない 支離滅裂な文体。 支離滅裂でも内容が面白ければいいが、 唐突に宇宙人やらテレコムさんやら 筆者の単なる思いつきのような事象が挟み込まれ、不条理さ・...
なんなんだこの本は。そして作家は。 国語の先生が読んだら 顔を真っ赤にして書き直しを命じるような、 独特という言葉では言い表せない 支離滅裂な文体。 支離滅裂でも内容が面白ければいいが、 唐突に宇宙人やらテレコムさんやら 筆者の単なる思いつきのような事象が挟み込まれ、不条理さ・意味不明さ・悪趣味さが際立つ。 「平日」の生徒たちの会話なんて、 頑張って読み下しても 頭ではまったく理解できないという 苦行のような読後感を味わうハメになる。 最後の「殺人合唱コン」は、 終盤で読むのを放棄した。 読んでも意味がないし、 そもそもこの物語に意味なんてない。 なんでも人と違ったこと書きゃいいってもんじゃないよなぁホント。 でもまぁこういう芸風なんだろうな。悪趣味芸。とても小説とは言えない。 プロットなんて書いてないだろう。
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起こってる出来事は荒唐無稽なスプラッタなんだけど、そこに至るまでの学生たちの考え方や動きは妙にリアルというか。 普通の中学生が普通に思う「行事で仕切りたがるやつうぜー」とか「運動神経鈍いやつ体育祭で邪魔」みたいな等身大の感情のままネジが外れて人がバタバタ死んでいくのが、謎のリアリ...
起こってる出来事は荒唐無稽なスプラッタなんだけど、そこに至るまでの学生たちの考え方や動きは妙にリアルというか。 普通の中学生が普通に思う「行事で仕切りたがるやつうぜー」とか「運動神経鈍いやつ体育祭で邪魔」みたいな等身大の感情のままネジが外れて人がバタバタ死んでいくのが、謎のリアリティがあって奇妙な読み味でした。 文体はクセつよというかブロークンというか、まぁ言ってしまえば「悪文」の類ではあるんだけど、そこが却って中学生のリアルな脳内垂れ流しみたいな感じで嫌なリアリティをかき立ててる。わざとなのか天然なのか……
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『紗央里ちゃんの家』よりの基本路線は同じで、趣味の悪いグロテスクな出来事をまるで日常茶飯事かのように淡々とこなす登場人物たち、明らかに筆が乗りすぎているグロテスク描写、ドロドロ崩壊してムンクの叫びみたいになる会話文など絶好調で、ただ本作に至ってその露悪趣味が突き抜けてメータ振り切...
『紗央里ちゃんの家』よりの基本路線は同じで、趣味の悪いグロテスクな出来事をまるで日常茶飯事かのように淡々とこなす登場人物たち、明らかに筆が乗りすぎているグロテスク描写、ドロドロ崩壊してムンクの叫びみたいになる会話文など絶好調で、ただ本作に至ってその露悪趣味が突き抜けてメータ振り切り1周回ってむしろリアルじゃね?と思えてきてなんか良い感じだった。
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