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物質のすべては光 現代物理学が明かす、力と質量の起源
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2009/12/25 |
JAN | 9784152090973 |
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物質のすべては光
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商品レビュー
4.3
9件のお客様レビュー
物理学の最先端まで連れて行ってくれるが、なかなか理解がそれに伴わない。ノーベル物理学賞受賞者の著作。
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150418 中央図書館 質量という比例定数も、究極は、ほぼエネルギーである。世界を記述するには法則方程式という言語しかないが、現在のそれは高校物理からはるか隔絶した高次元グリッドをイメージできないと、その足元にも寄れない。
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素粒子物理学で私の理解が欠けていたいくつかのピースがはまった! 強い相互作用、クォーク閉じ込め現象、超対称性理論、ダークマターの候補などについての明晰な説明が嬉しい。 電弱統一理論の説明が詳しかった『標準模型の宇宙』、自発的対称性の破れから質量の意味を説いた『質量はどのように...
素粒子物理学で私の理解が欠けていたいくつかのピースがはまった! 強い相互作用、クォーク閉じ込め現象、超対称性理論、ダークマターの候補などについての明晰な説明が嬉しい。 電弱統一理論の説明が詳しかった『標準模型の宇宙』、自発的対称性の破れから質量の意味を説いた『質量はどのように生まれるのか』と併せて読むと理解が深まるだろう。 物理学者の仮説の提示の仕方が興味深い。著者は漸近的自由性の発見でノーベル物理学賞を受賞している。本書は訳者の注が適切で、理解を助けてくれた。 ・基本粒子(クォーク、反クォーク、グルーオン)の色荷は本来、小さく、ソフトな輻射の方が頻繁に起こる。フーリエ変換を使うと簡単に説明できる。 ・リアリティーの第一の構成要素は、量子活動を盛んに行っている。量子活動は自発的であり、かつ予測不能。しかも、量子活動を観察するには、それを乱さざるを得ない。 ・空間を満たすクォークと反クォークの霧は、カイラル凝縮体と呼ばれる。 ・1.発達する嵐。2.高くつく相殺。3.そのバランスを取ると、アインシュタインの第二法則(m=E/c^2)から質量の95%の起源が生まれる。 ・特殊相対性理論は、ローレンツ変換が前提で光速度cが導入される。量子論は波動ー粒子の二重性から、プランク定数hが導入される。一般相対性理論は、エネルギーー運動量密度には、時空の曲率が含まれているとしているが、その変換係数として、Gが導入される。この3つを使って、普遍的なプランク単位が導かれる。 ・QCDは時間反転対称性の破れを許している(唯一の例外)が、実験ではない。方程式の拡張から、きわめて軽く、きわめて弱い相互作用をするアキシオン粒子の存在が予言される。ダークマターの有力候補。ダークマターのもう一つの候補は、超対称性粒子の一番軽いもの(宇宙の年齢より長い)
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