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ブラッド・メリディアン
2,420円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2009/12/25 |
| JAN | 9784152090935 |
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ブラッド・メリディアン
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商品レビュー
4.1
16件のお客様レビュー
少年が14歳で家出して放浪し、私設隊の「頭皮狩り隊」に加わり、頭皮狩りをする。その様が延々と描かれている。文章は句読点が無く、修飾語に満ちていて、独特の世界観を生み出している。それは「チャイルド・オブ・ゴッド」と同じ。テネシーの家から、テキサス、メキシコと流れる少年と広がる荒野、...
少年が14歳で家出して放浪し、私設隊の「頭皮狩り隊」に加わり、頭皮狩りをする。その様が延々と描かれている。文章は句読点が無く、修飾語に満ちていて、独特の世界観を生み出している。それは「チャイルド・オブ・ゴッド」と同じ。テネシーの家から、テキサス、メキシコと流れる少年と広がる荒野、現れる放浪者とインディアンと地の者。 少年の放浪は1847年から。西部劇でも若者が一人放浪していて牧場に雇ってくれと流れてくるという設定や、牛追いの隊に移動する家族が同行する、などというものもあり、またメキシコの村が出てくるのもあった。それらを思い浮かべながら読む。 だが、人を殺す描写は詳細に描かれ、インディアンや黒人に対する、当時の白人の感情もストレートに表現されている。がしかしそれはマッカーシーがそうだ、というのではなく逆説的な表現だというのは分かる。訳者あとがきでも、これはアメリカでは「修正主義西部劇」の範疇に入れられている、とある。 独特の修飾語のある文章から風景が浮かんでくる、という魅力があり、いったい少年はどうなるのか、という興味はあるのだが、半分くらいでやめてしまった。佐藤究氏が一番好きです、といっている小説なのだが・・・ 少年の行跡とあとがきをメモ。 「チャイルド・オブ・ゴッド」と同じく、この少年ももっと親身な親や誰かが身近にいたなら、衣食足りていたら、という思いがした。しかし貧しい苦難の時代と幾多の血の上にアメリカはあるのか、という思いもした。 訳者あとがきによると、頭皮狩り隊には「グラントン団(Glanton Gang)」というモデルがあるそうだ。サミュエル・チェンバレンという人の「わが告白」にはグラントン団に加わった記述があるとある。 1985発表 2009.12.25初版 図書館 サミュエル・チェンバレン https://en.wikipedia.org/wiki/Samuel_Chamberlain
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2023年6月13日マッカーシーが亡くなり国境3部作しか読んでいなかったので、知人が激推しされていた本書を読んだ。これはすごい。 砂埃で血塗れでしかし乾き切っていて、ひどい悪臭。が感じられる恐ろしい物語。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
迸るイメージの力強さに圧倒された。ここには情け容赦のない殺戮があるが、不思議と罪の意識が感じられない殺伐とした世界が繰り広げられていく。アメリカの乾燥した不毛の大地の様相が死者の白骨を目にすることで、その酷薄さがひしひしと感じられた。
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