商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ピエブックス |
発売年月日 | 2009/10/01 |
JAN | 9784894448179 |
- 書籍
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葉隠
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葉隠
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商品レビュー
2.5
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★2017年10月1日読了『葉隠 サムライたちへ』次呂久英樹、高野耕著 評価B 佐賀鍋島家の家来 山本常朝が口述、同じく鍋島家家来の田代陣基が書き起こした鍋島家の武士心得。 徳川政権も4代目に入り、死と向き合っていた武断政治のサムライの時代から、天下泰平の支配層としての武士、文...
★2017年10月1日読了『葉隠 サムライたちへ』次呂久英樹、高野耕著 評価B 佐賀鍋島家の家来 山本常朝が口述、同じく鍋島家家来の田代陣基が書き起こした鍋島家の武士心得。 徳川政権も4代目に入り、死と向き合っていた武断政治のサムライの時代から、天下泰平の支配層としての武士、文治政治の時代への過渡期。 死の覚悟を常に持って生きることを「武士道とは死の覚悟をもって生きることと見つけたり」という言葉に代表される。 いわば、武士の生きた行動哲学を語り、生死という人間の根元に正面から取り組むことで、生きる情熱を説き、生命の呪縛からの解放を迫った。 鍋島藩と光茂公への絶対的な忠節を尽くしながら、武士としての自立を説く。つまり集団としての組織と個人の自立という二律背反するものを昇華させている。 ・自分以外の存在に自分の命をかけられるか? 主観の哲学:自分の行動を主観から発して主観に帰結、人生のすべてが自己責任。 恋愛の哲学:陰から大切に思う人を見守り、ひとたび事があれば命を投げ出す覚悟が必要。 矛盾の哲学:人間個人の気持ちと武士道の矛盾を知りながら、あえて武士の生き方を強調した。 個人の自立と国のために個人を捨て去ることの矛盾。太平な世の中になって戦いのない武士と戦いを前提とする武士の生き方の間に生じた矛盾。それらの矛盾を乗り越える知恵と力を常朝は信じたかった。
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原文に今イチな解釈がついた本。写真はきれいだが、本の内容としては正直「うーん、、」といった感じ。岩波その他の文庫を読んで自分なりに解釈した方がどう考えても良いと思う。 今年読んだ本の中でなかなかクソだった1冊。
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