商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2009/10/09 |
JAN | 9784480426314 |
- 書籍
- 文庫
完本 カリスマ(下)
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商品レビュー
4.3
6件のお客様レビュー
ダイエー創業者中内功氏の生い立ちからフィリピンでの人肉を食いすれすれ地獄を生き抜き、神戸の闇市で商売人として頭角を現し、ダイエーを一代で数兆円規模の売上るグループとしては拡大させ、最後に経済再生機構に入り、失敗経営者としての烙印を押された人生を精緻にまとめた本です。名作だと思いま...
ダイエー創業者中内功氏の生い立ちからフィリピンでの人肉を食いすれすれ地獄を生き抜き、神戸の闇市で商売人として頭角を現し、ダイエーを一代で数兆円規模の売上るグループとしては拡大させ、最後に経済再生機構に入り、失敗経営者としての烙印を押された人生を精緻にまとめた本です。名作だと思います。
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自分を超える人材をつくる、ということは有能な会社人の条件だが、小粒な人間という印象は拭えない。でも、カリスマの側は、勘弁かな。 人物伝の括りでは収まらない一冊でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
中内の最後の光芒とも言うべき阪神大震災の陣頭指揮。日本国の対応よりも秀逸。「我々が何屋であるか忘れるな。流通は商品供給が使命だ。」の言葉は素晴らしい。それが彼自身の戦争体験および日本各地の大地震対応へのダイエー自身の経験から出たものであったとのこと。素晴らしいがその後の転落は何とも寂しい限りです。2人の子息、潤および正の人となりも詳しく記述し、ダイエーの将来を暗澹たる思いでみることになりました。晩年の豊臣秀吉そのものの中内でした。それにしても中内の人間不信から来る発展と脱落を容赦なく抉る著者の厳しい眼は怖いほどです。
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