商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2009/10/09 |
JAN | 9784480426307 |
- 書籍
- 文庫
完本 カリスマ(上)
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完本 カリスマ(上)
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
この著者の本は、対象にキビシイ筆でときおりいたたまれない気分になるが、それを差し引いても読ませる本だ。バブル以降のダイエーの不振から述べられているので、一冊を通して不吉な低音が流れているよう。 しかし、複数対個て長期戦になったらどちらが有利か、というくだりは面白い。 答えは「個」...
この著者の本は、対象にキビシイ筆でときおりいたたまれない気分になるが、それを差し引いても読ませる本だ。バブル以降のダイエーの不振から述べられているので、一冊を通して不吉な低音が流れているよう。 しかし、複数対個て長期戦になったらどちらが有利か、というくだりは面白い。 答えは「個」。 理由は絶対に仲間割れがないから。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
旧制神戸三中、神戸高商で大人しく、全く目立たなかった中内功が、どうして戦後の風雲児として流通革命を起こすようになったのか。幼少期からの功・博・守・力4兄弟の確執、力の追放。フィリピン戦役からの奇跡の生還が中内に与えた強烈なインパクト。中内の戦後は日本の歴史そのものでもある。成功者から失敗者になりつつある、中内の人生の生き様の凄みを怜悧な目で観察する著者の鋭さに脱帽です。田岡一雄、賀川豊彦など、神戸が産んだ「改革者」も登場し、その類似点などもなるほどと思わされます。
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ノンフィクションというより エンターテインメント大作。 戦争体験から創業期〜拡大期にかけての ちょうどこの上巻に扱われている内容は 知らないことが多かっただけに 新鮮で、驚愕。 神戸の戦後史の一面としても 非常に勉強に。
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