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近世ヨーロッパの言語と社会 印刷の発明からフランス革命まで
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近世ヨーロッパの言語と社会 印刷の発明からフランス革命まで

ピーターバーク【著】, 原聖【訳】

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近世ヨーロッパの言語と社会 印刷の発明からフランス革命まで

3,740

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2009/09/18
JAN 9784000225731

近世ヨーロッパの言語と社会

¥3,740

商品レビュー

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2025/05/31

大変良書だった。 読みやすくわかりやすい。 ヨーロッパにおける言語がどのような変遷をたどってきたかが記されている。 特に上層階級や知的な内容についてラテン語から俗語(フランス語、ドイツ語等)へ使用言語が変化していったことや、俗語同士お互いに影響しあい、また侵略され、侵略しという歴...

大変良書だった。 読みやすくわかりやすい。 ヨーロッパにおける言語がどのような変遷をたどってきたかが記されている。 特に上層階級や知的な内容についてラテン語から俗語(フランス語、ドイツ語等)へ使用言語が変化していったことや、俗語同士お互いに影響しあい、また侵略され、侵略しという歴史的経緯を丹念にまとめられている。 また印刷の影響が特に大きいが、一つの言語内の差(方言)がどのようにして標準化されていくのかということについても紙面が割かれている。 それぞれ言語のボキャブラリーとして英語に入ってきたフランス語の数の調査やそうやって言語の輸入をすることで知的語彙をふやすことに肯定的な人々、逆にそういった言語輸入を嫌い英語内で造語することによって言語の純粋性を保とうとする人々がいたことなどにも言及されている ヨーロッパの言語の歴史を学ぶにはとても良い本だった

Posted by ブクログ