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神と仏の出逢う国 角川選書449
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川学芸出版/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2009/09/10 |
JAN | 9784047034495 |
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神と仏の出逢う国
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商品レビュー
3.6
8件のお客様レビュー
「神仏習合」を基軸にして、古代から近代にいたるまでの日本の宗教史を著者自身の立場から概観している本です。 著者は、「八百万の神」に祈りをささげるわれわれ日本人の宗教意識の基底をなしているのは「神神習合」だったと主張します。そのうえで、仏教の伝来以後の日本の宗教史においては、この...
「神仏習合」を基軸にして、古代から近代にいたるまでの日本の宗教史を著者自身の立場から概観している本です。 著者は、「八百万の神」に祈りをささげるわれわれ日本人の宗教意識の基底をなしているのは「神神習合」だったと主張します。そのうえで、仏教の伝来以後の日本の宗教史においては、この基底的な宗教意識にもとづいて、「神仏習合」が推し進められてきたと論じています。仏教の影響を取り除くことによって神道の本質を明らかにしようとする試みは、しばしば玉ねぎの皮むきに喩えられますが、著者はそうした方法で日本人の宗教意識の基底を明らかにすることはできず、むしろ習合の事実を肯定的に認め、そのなかにこそ日本人の宗教意識の中核をなしているものが露見していると考えます。 おおむね日本宗教史概論といった内容ですが、おおむね興味深く読みました。ただ、最後の章では、宗教の立場から現代のアクチュアルな問題にアプローチする試みがなされていますが、この部分は議論の粗さがめだっているように感じました。また、著者の鈴木大拙批判が大雪の立論を正確に踏まえたうえでなされたものではないことは、前著『神道のスピリチュアリティ』(作品社)のレビューでも述べたのですが、本書でもそれとおなじような問題を含む主張がくり返されています。
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神仏習合~神仏分離について知りたかった。 目的は達成できたし神道のバックグラウンドもよくわかった。 後半はほぼ民俗学。 とりあえず、「まじ神なんだけどー!」って使い方は起源から考えると全然間違ってない。
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奈良時代から現代までの神道、仏教の流れ。 渋い一般教養授業のようだった。 筆者の「国学者は歌詠みでなければならない」という言葉は感動。
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