商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2009/09/03 |
JAN | 9784094084290 |
- 書籍
- 文庫
秋の森の奇跡
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秋の森の奇跡
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商品レビュー
2.5
39件のお客様レビュー
いったいいくつの「生きている証」が欲しいのかな。母親への想いに嘘はないと思うし、壊れていく母を看るのはとても辛いことだとは思うけど。
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42歳のキャリアウーマンである裕子。夫は有名中高一貫校の教員。申し分ない安定した暮らしであったのに、親の認知症や夫の不義理に弱り果て不倫をしてしまう。一度目は後悔に終わったが、二度目は……。夫がいる以上、恋愛は「不倫」と呼ばれてしまうが、裕子が求めるのは真の愛情。 「愛するとい...
42歳のキャリアウーマンである裕子。夫は有名中高一貫校の教員。申し分ない安定した暮らしであったのに、親の認知症や夫の不義理に弱り果て不倫をしてしまう。一度目は後悔に終わったが、二度目は……。夫がいる以上、恋愛は「不倫」と呼ばれてしまうが、裕子が求めるのは真の愛情。 「愛するということは生きること」、というシンプルな言葉が思い浮かぶ。親の老いゆく姿、また、もう若いとはいえない自分の姿、それらに抗うかのように沸き起こる、愛されたい愛したいという欲望は、実は私にもある。ひとりの中年の女性が丸裸にされるように綴られているが、とても上品で純粋な物語。
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不倫がなぜ刹那を持つのかわかったようなわからないような 不倫はこうして発生するのか、と、浮気と不倫の違い、遊びと本気が、わかったようなわからないような ただ、女も男も、既婚の真剣な恋があるのだな、と思いました。これは既婚者側の主人公の立場で思うもので、その娘だったら最悪なこと...
不倫がなぜ刹那を持つのかわかったようなわからないような 不倫はこうして発生するのか、と、浮気と不倫の違い、遊びと本気が、わかったようなわからないような ただ、女も男も、既婚の真剣な恋があるのだな、と思いました。これは既婚者側の主人公の立場で思うもので、その娘だったら最悪なことですが、、小説なので。ひとえに不倫は罪、とも言えない感情があるのかもしれん、と思いました。多分、不倫している女性の気持ちをすごく秀逸に描写されていると思いました。小説なので楽しかったです。 お母さんのくだりは、キュンとするものがあった… 例えば、幼い子供のように、お母さん、お母さん!と心で求めてしまう。お母さんが、子供の頃のように自分を綺麗だと褒めてくれる。娘であることが嬉しいと思いました
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