商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2009/08/25 |
JAN | 9784150205010 |
- 書籍
- 文庫
クシエルの矢(2)
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クシエルの矢(2)
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商品レビュー
4.1
9件のお客様レビュー
原書名:KUSHIEL'S DART(Carey,Jacqueline) 著者:ジャクリーン・ケアリー 訳者:和爾桃子
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クシエルの矢は翻訳されて手軽な文庫サイズで3つに分けられているのだが、分冊の真ん中にあたる。 物語は動き出してめまぐるしく進みだす! スカルディアにて生活を送ることになったフェードルとジョスランふたりが、くじけそうになりながらも女王への重要な手がかりを握り締めて、故郷に帰還するた...
クシエルの矢は翻訳されて手軽な文庫サイズで3つに分けられているのだが、分冊の真ん中にあたる。 物語は動き出してめまぐるしく進みだす! スカルディアにて生活を送ることになったフェードルとジョスランふたりが、くじけそうになりながらも女王への重要な手がかりを握り締めて、故郷に帰還するためにアレコレ策をめぐらす。その姿がはらはらドキドキもので…テールダンジュの土地が待ち遠しかったのは読者の自分もだ。 それに裏で仕組まれて着々と進む策略の行方も見逃せない展開、波乱万丈尾の幕開けはここからスタートするといっても過言ではない。 1巻が出生や世界観の説明で淡々と進んだだけに、転がり落ちるようなこの巻が楽しくて、クシエルワールドに釘付けになり続きが待ち遠しくて仕方がなかった! フェードルの度胸と賢さのも見所。1巻でくじけそうになった方にぜひ手にして欲しい、間違いなくこの世界に惚れ込むだろう。
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表紙のイケメンがジョスランだと知ってびっくりしてから、急にジョスランに好意的になった私。「キャシリーヌ修道院の干からびた老いぼれ」というフェードルの悪態が頭に残っていたらしい。 最初は嫌いあっていた二人が辛い経験を通して互いを信頼していく様子はそれが簡単な愛情に結びつかないだけに...
表紙のイケメンがジョスランだと知ってびっくりしてから、急にジョスランに好意的になった私。「キャシリーヌ修道院の干からびた老いぼれ」というフェードルの悪態が頭に残っていたらしい。 最初は嫌いあっていた二人が辛い経験を通して互いを信頼していく様子はそれが簡単な愛情に結びつかないだけに心に響く。フェードルの回想記のかたちで語られているのでフェードルが無事であることは確かなのだけど、ジョスランがいつか死ぬんじゃないかとどきどきしながら読んだ。(美形だから贔屓してるんじゃないよ。テールダンジュ人基本的にみんな美形だし。)1巻では本人うはうはだったフェードルがこの巻では自身の性癖を嫌うあたりがお話に陰影を添える。 しかしこのシリーズ既に6冊刊行されているそうだけど、原書の1冊を3分冊で文庫にしてるってことは同じペースだとあと16巻読まないといけないのか?(そこで終わっているかどうかも分からないけど)できれば1冊ごとに主人公を変えるとかでそれぞれの人生を締めて欲しいんだけど。
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