商品詳細
内容紹介 | 聖なる獣「王獣」。そんな王獣と心を通わせあう術を見いだしてしまったエリンだが、王獣は「けっして馴らしてはいけない獣」であった。その理由を、身をもって知ったエリンは、やがて王国の命運を左右する戦いに巻き込まれていく。数々の賞に輝いている世界的注目作家が、新たなる時代を刻む! |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2009/08/11 |
JAN | 9784062764476 |
- 書籍
- 文庫
獣の奏者(2)
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獣の奏者(2)
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商品レビュー
4.5
367件のお客様レビュー
堪えていたものがグググっと込み上げてラストのシーンでは涙が溢れた。 獣と少女が必死に通わせた心の軌跡の物語でもあり、愚かさを繰り返す人間の物語でもあり。 戦争映画を見ているような気分にもなった。 後半になるに連れて目が離せなくなって行く。 主人公のエリンとリランを小さな頃から...
堪えていたものがグググっと込み上げてラストのシーンでは涙が溢れた。 獣と少女が必死に通わせた心の軌跡の物語でもあり、愚かさを繰り返す人間の物語でもあり。 戦争映画を見ているような気分にもなった。 後半になるに連れて目が離せなくなって行く。 主人公のエリンとリランを小さな頃から見守って来た読者にとっては、胸が痛いシーンの連続であったりもした。 どのシーンでも悔しさと怒りと虚しさが入り混じっていて苦しくなった時が多かった。 それがラストのシーンでは救われたような、だけど「人間は愚かでごめんなぁ!泣」と叫びたくなるような胸熱シーンに心奪われた。 これで完結と言っていた作者の気持ちもわかる。 だけど「駄作と言われてもいい!エリンやリラン、その他のキャラクターのその後を知りたい!」という読者の意見に自分も加担しただろう。 勿論、その後の全巻購入済みなのでこれから読むのが楽しみだ。 そして上橋奈緒子さんの他の作品も読みたくなり、私はすっかりファンになったようだ。
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コレはハマりますね! エリンがリランに『やられた』のにはびっくりさせられましたが……とにかく『読みやすい』のが最良。 次は3部作目にチャレンジします。
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久しぶりにすごく面白い作品に出会えてとても幸せ。 学校で出会った王獣の子供リランと、竪琴を使って意志を交わせるようになったエリン。 その強大な力のために、権力争いに巻き込まれてしまう。 しかしいくら懐いてもリランは獣。トラブルでリランに左腕を食いちぎられてしまう。 描写が生々...
久しぶりにすごく面白い作品に出会えてとても幸せ。 学校で出会った王獣の子供リランと、竪琴を使って意志を交わせるようになったエリン。 その強大な力のために、権力争いに巻き込まれてしまう。 しかしいくら懐いてもリランは獣。トラブルでリランに左腕を食いちぎられてしまう。 描写が生々しく、臨場感のあるト書きに惹かれて一気読み。人物も魅力的。展開はやや予測通りだが、とても面白く満足。
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